〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その82〉
→ これはどういう企画なの?
[ゲームタイトル]
朧村正(おぼろむらまさ)
[プレイできる環境]
Wii、WiiU、PSvita
[どういう感じ?]
絵画風グラフィック、横スクロールアクション
プレイアブルキャラ2人、うち1人がヒロイン
DLCシナリオではプレイアブルキャラ4人、うち2人がヒロイン
世界観は元禄(江戸前期)の日本。全国を渡りあるき刀をきたえ妖怪退治としゃれこもう。古風な日本景色が爽やかでありながら、重たい雰囲気もただよう。
ヒロインは百姫(ももひめ)、後ろにまとめた黒髪、桃色のミニスカート風着物、紫色の二―ソックス、武者鎧の一部や髪飾りなどを身に着けている。
いかにもな改造和風少女。
おもしろいのはキャラ設定。本来は身も心も女の子なのだが、飯綱陣九朗(いづなじんくろう)なる剣豪に体を乗っ取られている状態なのだ。つまり、ゲーム中で動かしているのは〈姿は百姫、中身は飯綱〉
これは、いわゆるTSFと呼ばれるジャンルにあたる趣向になる。男だけど女になっちゃったー!みたいな。界隈でいちばん有名な作品といえばらんま1/2。
TSFのキャラを動かすゲームは超がつくほど貴重だ。フリーゲームや同人ゲーム界隈では探せば出てくるけど、朧村正のように商業ゲームでは心底、貴重。重要文化財に指定されたとしても不思議ではないレベル。
このTSF設定を楽しむためだけに買え!!
朧村正は2バージョンある。Wii版とPSvita版だ。WiiUでプレイできるのはWii版。PSvita版は、名前こそおなじだが、実際はアップデート版と捉えたほうがよい。
というのもPSvita版は4本のDLCが配信されている。それぞれ単独の小さなシナリオ、単独のキャラが動かせる。DLCで動かせるヒロインは2人、化け猫と鬼娘。
化け猫と鬼娘、どちらも百姫とはまたちがった強烈な個性がある。化け猫はまさに猫を動かせるし、鬼娘はロリと筋肉娘のぜいたくセットとなっている。
もはやこのゲームひとつであらゆる趣味趣向を満たせそうだ。
なのでできればPSvita版を買ってプレイしたいところ。
というわけで、さようなら~
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