2016/12/31

【ヒロイン探209】マジシャンズデッド

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その209〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
マジシャンズデッド

[プレイできる環境]
アーケード

[どういう感じ?]
モーションコントロール、マルチプレイ対戦アクション
プレイアブルキャラ12人、うち5人がヒロイン



未プレイです。

あなたがすきなのは超能力?魔法使い?

現代が舞台。超能力者たちを有する機関と、古い魔法学園の魔法使いたちがまざり、戦い合う世界。彼らはさまざまな思惑を胸に秘め、戦い、協力する。グラフィックはアーケードゲームらしく爽やかで鮮やか。

プレイアブルキャラ12人、超能力者6人、魔法使い6人。超能力者側は〈アイス〉〈キャトル〉の2人がヒロイン。魔法使い側は〈クラリス〉〈アクシリア〉〈リプル〉の3人がヒロイン。

ヒロインたちの属性はうまく分かれている。正統派ヒロインのクラリス、姉御肌のアイス、おとしやかなアクシリアなどなど。

が、なんといっても特徴は超能力と魔法使いの2派閥が混在していること。一見似ている2派閥だけど、そこに込められた浪漫はまったく異なる。どちらもカッコよさくて渋い!選べない!けど選ばないと!

また、このマジシャンズデッドはもうひとつ特徴がある。モーションコントロールを操作に用意していること。ゲーム筐体の前に立ち、実際にじぶんの手を動かして超能力や魔法をぶっ放すことができる。

今風だなぁ~

これこそ正真正銘のキャラなりきり、ヒロインなりきりだろう。
思う存分クラリスやアイスになりきって暴れることができるわけだ。



今のところアーケード版のみ稼働中。さいきん稼働したばかりなので熱い。大きなゲームセンターにいけば大抵は置いている。今後もアップデードが続くと思われる。新しいヒロインも実装されるかも?

というわけで、さようなら~

2016/12/30

【ヒロイン探208】バトルガレッガ

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その208〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
バトルガレッガ

[プレイできる環境]
アーケード、PS4、など

[どういう感じ?]
ドット絵、縦スクロールSTG
プレイアブルキャラ8人、うち1人がヒロイン



未プレイです。

油臭さのなかに女性ひとり

スチームパンク、産業革命、WW風兵器思想、などなどのフレーズを思わせる近代的架空世界。ドット絵は濃密だが陰鬱とした薄暗さで、シリアスさに浸してくれる。けーれーどー今回のヒロインにはそれら一切無関係!!

プレイアブルキャラ8人(機)うち4人は隠しキャラ。その隠し4人のうち1人が〈魔法使いのチッタ〉。隠しキャラといってもプレイする前に出現させられる。

チッタは青いターバンに水色のローブを身に着けた女の子。あえて例えるならドラクエ5の主人公を女体化したような見た目。性格はかるい。

ゲーム中では三角形の戦闘機に乗っているので姿を見せず、キャラ選択時しか顔をおがめず、ただしひとつだけボイスがある。ひとつだけでも頻繁に聞くことになる。それがチッタを動かしている気分にさせる。

このチッタ、もともとは別のゲームのキャラだ。バトルガレッガにゲストキャラとして参戦した。バトルガレッガのストーリーには冗談抜きで、本当に、1ミリたりとも、関わりがない。

ゲームに関わりのない、いるだけキャラのどこがいい?

いいのだ。いるだけでも、ゲーム中で唯一の女性キャラ。女性キャラを動かし、なりきるのを目当てとするなら、いるだけでも充分にうれしい。そんなキャラ。



元はアーケードゲーム。古いゲームだが、アーケードでは人気作品なので稼働している店舗は探しやすい。また、最近になってPS4版が発売配信された。なのでプレイ環境は普通。

というわけで、さようなら~

2016/12/28

【ヒロイン探207】トラブル☆ウィッチーズ

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その207〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
トラブル☆ウィッチーズシリーズ

[プレイできる環境]
PC(Steam)、アーケード

[どういう感じ?]
横スクロールSTG
プレイアブルキャラ複数、全員ヒロイン



未プレイです。

〈トラブル☆ウィッチーズ ねぉ〉〈トラブル☆ウィッチーズ Origin〉
この両方について記載する。

魔女っ子よりどりみどり

独自ファンタジー。ヨーロピアンな町並みに魔法と機械が混在して近代風。グラフィック明るくさわやか。ストーリーはギャグ寄り。都市、雪山、火山地帯、あらゆるところを飛び回り、魔法と破壊をまき散らせ!

プレイアブルキャラ複数。ねぉは最大8人、Originは最大5人。すべて女性。魔法使い、アイドル、アリス風、和風女剣士などさまざま。共通しているのは使い魔を従えている魔女っ子だということ。

箒に乗っているキャラもいれば、大きなカギに乗っていたり、そのまま生身で飛んでいたり。魔女っ子のバリエーションを見比べるのは素直に楽しい。キャラが多ければ、それだけロールプレイの幅が広がる。

ゲーム内では、アイテムをえらんで購入して使い分けるシステムがとられている。好みのアイテムだけを使い続けたり、あるいはアイテムに頼らないプレイもできる。もちろん効率重視でもよい。細かいが、こういうのロールプレイとして大事。



元は同人ゲーム。今のところAC版〈トラブル☆ウィッチーズ ねぉ〉Steam版〈トラブル☆ウィッチーズ Origin〉の2種類がプレイできる。AC版を移植したXBOX360版もあったが配信停止中。

AC版とSteam版は、使えるキャラやゲーム内容など、細部が異なっている。
キャラが多いのはAC版なので、キャラ目当てならAC版といったところか。

続編〈トラブル☆ウィッチーズ2〉を開発中らしい。

というわけで、さようなら~

2016/12/25

【ヒロイン探206】サガ スカーレットグレイス

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その206〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
サガ スカーレットグレイス

[プレイできる環境]
PSvita

[どういう感じ?]
ターン制、コマンドバトルRPG
プレイアブルキャラ4人、うち2人がヒロイン



未プレイです。

2人と何十人のヒロインたち

基本は剣と魔法のファンタジー。そこに星神や邪神などの大仰な単語やエピソードが交じるので、神話の雰囲気もあり、壮大さが一味ちがう。

ゲーム開始時、ドラクエ3の性格診断のごとく、選択肢を選ぶことになる。この選択肢を終えるとプレイアブルキャラ4人のうち、おすすめキャラを指名してくれる。おすすめを無視して別キャラを選んでもいい。

ヒロインは〈ウルピナ〉〈タリア〉のふたり。〈ウルピナ〉は高位な家系の娘。若い、西洋風なキャラで、淡い緑がトレードカラー。〈タリア〉は陶芸家の女性。妙齢で、東洋風なキャラで、紺色がトレードカラー。

ヒロイン2人は見た目や素性はもちろん、能力やシナリオも異なる。能力については、ゲームの性質上、好き勝手に育成できるので無視してもよい。

そうなのだ、このサガスカーレットグレイスは、育成が自由自在なのがありがたい。剣一筋に育て上げてもいいし、術(魔法)使いとして育ててもいい。ヒロインだけでなく仲間たちもお好みで。

仲間になるキャラも多い。ざっと50人を超えている。パーティ構成も自由自在だ。イケメンばかり集めた逆ハーレムパーティ。年かさの女性ばかり集めた熟練花園パーティ。

さらにさらに、そうやって形作ったパーティはどういう戦い方をするのか……

好きなパーティを組んで自由に育てて理想の戦い方をする。コマンドバトルRPGの基本だ。その基本に集中して磨き上げたといった印象をうける。おかげで、ロールプレイの幅広さにも磨きがかかっている。



〈サガシリーズ〉の新作。今のところPSvitaのみで発売配信中。
別の機種でも発売されるのか、続編はどうなるのか、そういった情報は不明。

というわけで、さようなら~

2016/12/24

【ヒロイン探205】セヴァード

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その205〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
Severed(セヴァード)

[プレイできる環境]
スマホ、PSvita、3DS

[どういう感じ?]
タッチ操作、ウィザードリィライク(3DダンジョンRPG)
主人公がヒロイン



未プレイです。

エキゾチック女剣士。

陰鬱としたオリジナル性の強いファンタジー。キノコや菌類をモチーフにした風景や敵が病的。それらがネイティブアメリカン的なシンプルかつサイケデリックな画風で描かれて、さながらトリップ世界の様相。

ヒロインの名はサーシャ、浅黒い肌にたくましい体つきの女性。左腕がなく、右手には禍々しい剣を常に構える。グラフィックもあいまって異質さがある。その異質さが、見ていけないものを見てしまいたくなるような魅力でもある。

最後までサーシャひとり。成長要素あり。

ダンジョン探索から戦闘まで一人称。戦闘はタッチ操作により、敵をじかに攻撃していく形をとる。RPGであり、アクションであり、パズル要素もある。

このタッチ操作がサーシャの剣撃にあたる。プレイヤーは、文字通りサーシャになりきってゲームを進めることになるわけだ。なりきり感を高めるためか、サーシャのセリフ・ボイスは少なめ。



スマホ、PSvita、配信中。また12月28日から3DSでも配信される。プレイ環境は良い。タッチ操作が大前提のゲームだからか、PCや他ゲーム機に出ていない。たぶん今後も出ない。

というわけで、さようなら~

2016/12/22

【ヒロイン探204】エイリアンVSプレデター(AC)

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その204〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
エイリアンVSプレデター(アーケード)

[プレイできる環境]
アーケードのみ

[どういう感じ?]
ドット絵、ベルトスクロールアクション
プレイアブルキャラ4人、うち1人がヒロイン



未プレイです。

エイリアンVSプレデターとポニーテール

未来SF、エイリアンVSプレデターというクロスオーバー企画の一端。なのであのエイリアン、あのプレデター、両方の世界観が混ざり合う。そこにカプコン特有のケレン味も加わって、重厚な中に爽快感。

ヒロインの名はリン。長いポニーテール、上半身は袖なしアーマー、下半身はオレンジの作業ズボン。骨太だけどスマートなシルエットで、プレイアブルキャラ紅一点ながら力強さにあふれる。

武術で戦うのが得意。殴り合い、空を飛び回りながらの蹴り合い、軽やかな身のこなしが美しい。ハンドガンみたいな銃も使う。無数のエイリアンをボコボコになぎ倒していく気持ちよさ。

ところで、プレイアブルキャラ4人中2人はプレデターだ。性能と設定がちがう。
2人もプレデターがいるなら1人は性別♀にしてほしかったなあ。ニッチだ。



今のところアーケード版のみ。移植されていない。アーケードでは人気があり有名なほう。稼働しているゲーセンも多め。プレイしようと思えばできる。

というわけで、さようなら~

2016/12/20

【ヒロイン探203】The Last of UsのDLC

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その203〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
The Last of Us: Left Behind

[プレイできる環境]
PS3、PS4

[どういう感じ?]
TPS
主人公がヒロイン



未プレイです。

幼女と銃とサバイバル

世界設定はオーソドックスなゾンビアポカリプスもの。だがシナリオ、演出、グラフィックすべてにおいてシリアスにダイナミックに重厚に描いている。ゾンビはゾンビでも豪華なゾンビ。

ヒロインの名はエリー。小さなポニーテールがトレードマーク、コーカソイド系。設定では中学生くらい。末法の世界を渡り歩くだけの力強さと生意気さも併せ持っているけど、それもまた幼さを高めている。

セリフあり、ボイスあり、声は英語版も日本語版もほどよく高め。
グラフィックはかなりの美人。

エリーが動かせるこのLeft Behindは、The Last of UsのDLCストーリーだ。DLCだけど、これ単品を購入できる。The Last of Us本編では、基本的にジョエルという中年男性を動かすことになる。

本編でもエリーを動かす場面はある。けどそれはゲームの中盤以降。やはり最初っからエリーを動かし、エリーになることができるのは、このDLCのみ。

ストーリー、キャラ育成要素ともに一本道。ロールプレイを楽しむよりは、ストーリーを追体験するのがメインのゲームだ。とはいえ本編でヒロインとして輝いていたエリーになりきれる。その価値は大きい。

DLCで主人公以外のキャラが動かせるって展開、好き。



The Last of Usは続編が決定している。〈The Last of Us II〉晴れてエリーが主人公だそうだ。しかも成長して大人びたエリー。エリーのファンにはたまらない。

というわけで、さようなら~

2016/12/19

【ヒロイン探202】Pop'nツインビー

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その202〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
Pop'n ツインビー

[プレイできる環境]
SFC、WiiU、3DS

[どういう感じ?]
ドット絵、縦スクロールSTG
プレイアブルキャラ2人、うち1人がヒロイン



未プレイです。

戦闘機のウインビーちゃん!

魔法も機械もなんでもありのファンシーな世界。意思のある戦闘機に、顔のついた雲に、空飛ぶパンダ?全年齢向けマンガ・アニメなどの超ポップなテイストで描かれる世界は、やさしくて華やか。

ヒロインは2P側で動かすキャラ。
まるっこい戦闘機ウインビーと、それに乗ったパステルという女の子。

この場合、どちらになったつもりになればいい?ウインビー?パステル?

自分が望むほうを目指すのがよいだろう。いかにもファンシーキャラなウインビーとして戦っているつもりになれるし、戦闘機のパイロットな女の子になったつもりにもなれる。懐と属性のひろいゲームだ。

意思のある戦闘機ウインビーがヒロインなので、ゲーム内容もそれを反映している。戦闘機なので射撃は行えるとして、生え出た拳で殴り合いもできる。文字通り手足のように動かせるわけだ。雰囲気に入りこみやすい。



元はSFCで発売された。今のところWiiUと3DSのバーチャルコンソールで配信中。

また、このPop'nツインビーは〈ツインビーシリーズ〉の一部にあたる。ツインビーシリーズは共通してウインビーとパステルを動かすことができる。ふたりを目当てにシリーズコレクションもありだ!!

というわけで、さようなら~

2016/12/18

【ヒロイン探201】The Flame in the Flood

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その201〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
The Flame in the Flood

[プレイできる環境]
PC(Steamなど)

[どういう感じ?]
ローグライク
主人公がヒロイン



未プレイです。

幸薄ナマズ少女。

大洪水で文明の崩壊したアメリカが舞台。かつての町や道路は水浸しに、その景観が独特。ペーパークラフト調のグラフィック、よく描きこまれているのでリアリティもある、単なるトゥーンな雰囲気ではない重厚感。

ヒロインの名はスカウト。通り名なのか本名なのかは不明。朱色のリュックサックを背負った女の子。かなりデフォルメが効いたナマズみたいな顔で、ハッキリいって不気味。人間に見えない。それがかえって放浪の少女っぽい味を出している。

基本的に見た目(スキン)は変えられない。

パートナーとしてエイサップという犬がついてまわる。エイサップを操作することはなく、スカウトになりきるロールプレイに支障はない。

洪水をまぬがれた孤島を探索するアクションパート、イカダにのって河を渡るパートの二種類がある。アクションパートは見下ろし型視点のディアボロ的な感じ。この2パートのおかげで放浪感が高い。

幸の薄そうな少女になって世界をさまようのだ。



今のところSteamなどPCゲームストアで配信中。公式の日本語対応なし。非公式の日本語MODはあるので、それで日本語プレイができる。プレイ環境は良い。

というわけで、さようなら~

2016/12/16

【ヒロイン探200】アテナ(アーケード)

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その200〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
アテナ(アーケードゲーム)

[プレイできる環境]
アーケード、PSP、など

[どういう感じ?]
ドット絵、横スクロールアクションSTG
主人公がヒロイン



未プレイです。

SNKの元祖アテナ

童話風の剣と魔法のファンタジー。シンプルだが色鮮やかなグラフィックが、世界をほがらかに、ときには不気味に描き出す。

ヒロインの名前はアテナ。葵色のショートカットの女の子。初期装備はビキニアーマーならぬビキニ。といってもゲームを進めれば全身に甲冑を着込んで、下手な男よりも頑強な姿になる。

設定ではおてんば娘らしい。ゲーム中ではセリフもボイスもないので性格・言動は想像による。ロールプレイがしやすくてありがたい。

武器は棍棒系、剣系、弓矢、魔法の杖の4種類。武器はかわるがわる出現するので、意識しないととっかえひっかえになる。やろうと思えば1種類の武器にこだわったプレイもできる。これもロールプレイ要素。

アテナは人の姿をしているけど、場合によっては頭身が高くなったり、翼が生えたり、人魚になったりする。見た目のバリエーションが多いのも見ていて面白い。



元はアーケード作品。PSP〈SNKアーケードクラシックスゼロ〉に移植収録されている。家庭であそぶ場合は、このPSP版がもっとも無難。

続編は〈サイコソルジャー〉アテナにかわって麻宮アテナという末裔が登場する。ファンタジーから現代サイキックものに。面影は麻宮アテナの容姿以外になくなったけど、似ているから良し?

というわけで、さようなら~

2016/12/15

【ヒロイン探199】HIT(スマホ)

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その199〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
HIT ~Heroes of Incredible Tales~

[プレイできる環境]
iOS、Android

[どういう感じ?]
俯瞰視点、ハック&スラッシュ
プレイアブルキャラ4人、うち2人がヒロイン



鎌女と腹黒魔女っ子

剣と魔法のファンタジー、ちょっぴりダーク、スマホゲー特有のバリバリ華やかさがある。グラフィックの質はかなりよく、コンシューマレベル。なので、少なくともグラフィックでがっかりさせられることはない。

ヒロインは〈アニカ〉〈キキ〉のふたり。
セリフあり、ボイスあり。武具は変更可能。

〈アニカ〉は大鎌で戦う女戦士。出るとこ出ている、強気な性格。キャラクター自体の王道さとはべつに、武器が大鎌というところがほどよく個性的。

〈キキ〉は魔法使いの少女。魔法使いという点では超オーソドックス。
性格が腹黒いので、そこが独自なところか。

このHIT、明確なストーリーが用意されている。キャラもストーリーにそった行動・言動が用意されている。そのせいか、キャラの名前を変更することはできない。通り名は設定できるが、本名はあくまでアニカとキキのまま。

名前が固有なぶん、なりきり感はやや薄まるか。といってもロールプレイに支障をきたすレベルではない。武具の着せ替え、スキルの組み合わせで自分流の戦い方、そういう基本は盛りこまれている。



iOS、Androidで配信中。さいきん配信されたばかりのゲーム。いまが熱い。

というわけで、さようなら~

2016/12/14

【ヒロイン探198】ワイルドガンズR

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その198〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
ワイルドガンズリローデッド

[プレイできる環境]
PS4

[どういう感じ?]
ドット絵、ガンシューティング
プレイアブルキャラ4人、うち2人がヒロイン



未プレイです。

お嬢様か筋肉か

世界観は西部劇風SF。地球ではない異惑星が舞台。後期スーファミクオリティの重厚なドット絵と、現代技術のエフェクトが合わさって、超豪華なクラシックゲームといったおもむき。

ヒロインは〈アニー〉〈ドリス〉のふたり。

〈アニー〉は生足を見せつけるような改造ドレスの女性。シンプルな美しさ、それゆえに溢れ出る自信と力強さ。華麗なのに銃が似合う。雰囲気としても王道スタイルで、ヒロインにふさわしい。

〈ドリス〉はピッチリしたボディスーツ、巨漢の女傑。男性キャラよりも巨大な図体にたくましい筋肉。さらに両腕は義手(ガントレット)という属性まで盛り込む。濃い。けど、その濃さがたまらない。

ワイルドガンズRは、以前に紹介した〈ワイルドガンズ〉がPS4用にあれこれパワーアップしている。そのひとつが、新ヒロインのドリスの存在だ。

こんなゴリラみたいな女のなにが面白い!いや、ゴリラみたいな女だから面白いし、なりきる楽しさがあるんだ!実際、こういう突き抜けたキャラがプレイアブルなのは珍しい。

スタンダードなお嬢様になって撃ち合うか、車みたいな筋肉女になって暴れまわるか……贅沢な選択肢だ。



今のところPS4でのみ配信中。ついさいきん配信されたばかり。
SFC時代が好きな人のツボをついたゲーム。

というわけで、さようなら~

2016/12/13

【ヒロイン探197】マリシアス

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その197〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
マリシアス

[プレイできる環境]
PS3、PSvita

[どういう感じ?]
ステージクリア制、スタイリッシュアクション
プレイアブルキャラの性別を男女からえらべる



未プレイです。

脳筋系魔法使い。

世界観は魔法色の濃い独自ファンタジー。中世風のようでもありつつ、遺跡風のデザインも多々見受けられ、エキゾチック。爽やかな色彩で描かれ、ふしぎな浮遊感と幻想味がある。

主人公は名無し。プレイヤーが乗り移った体という設定らしい。水色の髪に水色の瞳、水色の衣装と水色で統一されている。セリフはないがボイスあり。

マリシアスの主人公は魔法の満ちた特殊な存在みたいだ。地を滑るように進み、空を飛ぶ。黒いマフラーを剣や拳に変化させて、ダイナミックに戦う。スタイリッシュでありつつ、魔法的なツボもついた憎い雰囲気。

大雑把なストーリーこそあるが多くは語られない。プレイヤーはもっぱら、この主人公になりきって、ひたすら人外の戦いにあけくれる。まさにキャラに乗り移るためのゲームだ。

シンプルなゲームは主人公が固定されていることも多い。だがマリシアス、このシンプルさでありながら主人公の性別を選ばせてくれる。本当にありがたい。



元はPS3で配信された。ボリュームアップ版〈マリシアス リバース〉がPSvitaで配信。さらにこの度、PS4で〈マリシアス フォールン〉という続編が発表された。続報に注目だ。

というわけで、さようなら~

2016/12/12

【ヒロイン探196】クロニクルオブティディ

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その196〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
Chronicles of Teddy : Harmony of Exidus
(クロニクルオブティディ:ハーモニーオブエキシデス)
※またの名をFinding Teddy 2

[プレイできる環境]
PC(Steam)、PS4

[どういう感じ?]
ドット絵、メトロイドヴァニア
主人公がヒロイン



未プレイです。

サスペンダーパンツってダサカッコいい

童話風の異世界召喚モノ。現代から異世界へ旅立った少女。魔法の城、うっそうとした森、洞窟に廃墟、オーソドックスなダンジョンが、さっぱりしつつ華やかなグラフィックで描かれる。しずかにゲーム世界へ落ちていけ。

ヒロインは名無しの少女。
ティディは名前じゃないよ、相方のティディベアの略称。

白シャツにサスペンダー付き短パンのそばかす娘。サスペンダーにそばかす!!もはや非の打ち所がない完璧な地味っ子である。それが剣と盾をもって勇ましく戦うアンバランスさ。

ゲーム中の少女は低頭身のシンプルグラフィック。サスペンダーパンツの実直さがひたすら目立つ。軽快に走り回り、剣を振るうと、運動会ではしゃぐ小学生のようなほっこり感。ダサカッコいい。

ゲーム性はメトロイドヴァニア。分かる人にだけ分かる例えだが、アクションはリンクの冒険に近い。このクロニクルオブティディ、見方によれば「女性版リンクの冒険」とも思える。

どちらにせよ主人公の少女がいちばんの肝。サスペンダーパンツの女勇者なんてめったに見られない。背伸びした子どもっぽさ、意外性、不思議と伝わってくる力強さが魅力。



PCではSteamで配信中、日本語版あり。PS4でも日本語版が12月14日に配信される。北米のみWiiU版も配信されているが、WiiU日本語版がくるかどうかは不明。

ちなみに前作が存在する。その名も〈Fineding Teddy〉
主人公の少女の、幼いころの冒険を描いたゲームだ。

というわけで、さようなら~

2016/12/11

【ヒロイン探195】プリルラ

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その195〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
PULIRULA(プリルラ)

[プレイできる環境]
アーケード、PS2、など

[どういう感じ?]
ドット絵、ベルトスクロールアクション
プレイアブルキャラ2人、うち1人がヒロイン



未プレイです。

普通だけど忘れられない女の子。

童話風のファンタジーを骨格にしている。時代は近代っぽく、ガス灯のある町並み、ブリキのロボット、時計塔……ところがそこにシュルレアリスムやらギャグマンガ的キャラが混じりこんで混沌としている。

ヒロインの名はメル。ピーコックグリーンの帽子と長袖ワンピースを身につけた女の子。やや低頭身、童話風というか世界名作劇場みたいな画風で、全年齢むけっぽい魅力をもつ。

魔法の杖を振って戦うのだが、その杖の振り方がよい。腰はひけて、杖だけをめいいっぱいに突き出して魔法を放つ姿「普通のこどもが勇気をもって戦う」という雰囲気がぞんぶんに感じ取れる。

ゲーム全体の内容は童話風。だけどステージの半分くらいは奇天烈だ。実写風のグラフィックばかり出てくるステージや、アート芸術を真似たかのようなステージなど。いったい何風と評価すればいいのか?すぐに分からなくなる。

そんな奇妙な舞台になっても、なぜだかメルはしっくりくる。
ゲームのインパクトに負けず、不思議な魅力のキャラだと思う。



元はアーケード版。PS2で発売した〈タイトーメモリーズ上巻〉に収録されていたり、ほかいくつかの機種で移植されている。しかし現行機には移植されていないので、プレイ環境は微妙。

というわけで、さようなら~

2016/12/09

【ヒロイン探194】デビリアン(スマホ)

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その194〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
Devilian(デビリアン)

[プレイできる環境]
iOS、Android

[どういう感じ?]
俯瞰視点、ハック&スラッシュ
プレイアブルキャラ3人、うち2人がヒロイン



1キャラで2キャラお得

剣と魔法のファンタジーを根底に、ダークさ、グロテスクさを盛り込んでいる。ディアボロシリーズダーククエストシリーズなどに近い。キャラはそれらより二次元よりの美形で描かれている。

チュートリアルのみ男キャラを動かす必要があるが、それ以降はキャラ選択にうつる。使いたいキャラをえらび、名前を付けるのだ。キャラはボイスあり。

ヒロインは〈アイラ〉〈エリーン〉のふたり。デビリアンの特徴は〈人間〉と〈デビリアン〉の2モードにわけて動かせるところ。ヒロインも、人間モードとデビリアンモードの2種類がある。

〈アイラ〉は露出度高め、大人の女性、人間モードは冷徹な雰囲気、空飛ぶチャクラムで戦う。デビリアンモードは戦闘狂に、二刀鎌で戦う。

〈エリーン〉はケモ耳の小娘、無邪気、大鎌を大振りに振り回す。デビリアンモードでは武器をもたず、手(ツメ)ですばやく戦っていく。

このデビリアンモード、いちおう制限時間は用意されている。けれど敵を倒すたび制限時間が回復していく。デビリアンモードに制限はほぼない……?ゲームの後半はどうなるか分からない。

ともかく1人のキャラであそんだとしても、何通りかのロールプレイがさらに待ち構えているわけだ。人間とデビリアンの力をうまく操るか、デビリアンばかりで殺戮を楽しむか、あくまで人間にこだわるか。



今のところiOS版、Android版が配信中。最近配信されたばかりでホットなゲーム。基本無料なので触るくらいは悪くない。

というわけで、さようなら~

2016/12/07

【ヒロイン探193】メルヘンメイズ

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その193〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
メルヘンメイズ

[プレイできる環境]
アーケード、Wii、など

[どういう感じ?]
俯瞰視点、アクションSTG
主人公がヒロイン



未プレイです。

ゲームの国のアリス。

ルイス・キャロルのアリスを元にした、独自のファンタジー世界。元ネタのアリスのように華やかで、奇妙で、ふわふわとしている。描きこまれつつもさっぱりとした、かわいらしいグラフィック。

ヒロインの名はアリス。白と赤のエプロンドレスを身に着けた、ミニツインテールの女の子。イメージイラスト、ゲーム中のグラフィック、共にぽっちゃりとした本物の幼児体型で描かれる。

斜め見下ろし(俯瞰)視点でかつ前に進み続けるゲーム。なので基本はアリスの後頭部ばかりを見つめることになる。なんというか、まさしく女の子を見下ろしているような感じ。

できるアクションは少ないが、ちまちましたアリスを眺めているのは楽しい。

メルヘンメイズの一番の見どころは、アリスになって不思議な世界を渡り歩く面白さだろう。お菓子の国や、ダリの絵のような国、ときには物々しい工場みたいな国もあるけど、それも自然とマッチしている。

それにしてもこのアリスの芋っぽさ。好きな人は好きだろうな。



元はアーケード。今のところ、Wiiのバーチャルコンソールで配信中。
残念ながら現行機であそべる環境はない。

というわけで、さようなら~

2016/12/06

【ヒロイン探192】ディスオナード2

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その192〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
Dishonored 2(ディスオナード2)

[プレイできる環境]
PC(Steam)、XBOXone、PS4

[どういう感じ?]
FPS、ステルスアクション
プレイアブルキャラ2人、うち1人がヒロイン



未プレイです。

好きなエミリーになろう。

近代ヨーロッパの雰囲気を元にした独自の世界。特に南ヨーロッパを思い起こさせるエキゾチックさがあり、あたたかで心地よい。その中に潜む権力と退廃、富と貧困。グラフィックはリアル寄り。

ヒロインの名はエミリー。黒い短髪の女性。藍色のコートに黒いパンツをバッチリきめて、シックでスタイリッシュ。美しくも近寄りがたい。暗殺者にふさわしい。

ディスオナード2の特徴はステージ攻略の幅広さ。敵に見つからず進んでもいいし、敵を手当たり次第殺し回ってもいい。殺し方も、魔術めいた力を駆使したり、短剣や銃でさばいたり。

ところで、魔術めいた力はこのゲームで重要な位置づけにある。けれど、その力を手に入れずにゲームを進める……なんて選択肢まで用意されている。ゲーマー心の分かっている開発者だ、本当に幅広い。

攻略の幅広さはそのままロールプレイの幅広さにつながる。ヒロインはエミリーひとりだが、自分の好きな行動・心情を抱いた何通りものエミリーとして動かすことができる。

人を喜々として殺すエミリーか?

無用な殺しは避けるエミリーか?

好きなエミリーになろう。



前作は〈Dishonored〉残念ながらプレイアブルキャラは男性ひとり。エミリーはいちおう出てくる。もし彼女が気に入ったら前作を遊ぶのもアリ?

ディスオナード2は12月8日が発売配信日。
もうすぐそこだー!

というわけで、さようなら~

2016/12/04

【ヒロイン探191】コントラスト

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その191〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
Contrast

[プレイできる環境]
PC(Steam)、PS4、PS3

[どういう感じ?]
パズルアクション
主人公がヒロイン



洒落たカートゥーンのロリと熟女

1920年代のアメリカが舞台。月明かりと街灯の下、夜の街を走る。落ち着いた音楽と落ち着いた演出、物語はしずかに進んでいく。

ヒロインは2人いる。ひとりはディディ、赤い一張羅の女の子。もうひとりはドーン、ボンテージの女性、化粧が濃く、娼婦のような雰囲気がある。キャラデザはカートゥーン調で妖しくもかわいらしい。

ドーンはディディの友だちらしいけど……ゲームの内容をみるにイマジナリーフレンドみたいな存在なのだろう。ヒロインは実質ディディのみと考えるべきか?

ところがプレイヤーが動かすことになるのはドーンだけ。しゃべらないドーンを、ディディが喋りながら案内していく。プレイヤーが憑依するキャラならば、ドーンはやはり特別な友だちなのかもしれない。

ディディでも、ドーンでも、どちらにも視点を置ける。ロリか熟女か、イマジナリーフレンドで遊ぶ少女かフレンドそのものか、好きな位置に自分を置くのだ。



PS4、PS3、Steamで配信中。日本語化されているのはPS4、PS3版のみ。他にXBOX360版とXBOXone版があるが、日本未発売。いちばん手頃なのはPS4、PS3版だろう。

というわけで、さようなら~

2016/12/03

【ヒロイン探190】カラドリウスブレイズ

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その190〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
カラドリウス ブレイズ

[プレイできる環境]
PS3

[どういう感じ?]
縦スクロールSTG
プレイアブルキャラ8人、うち6人がヒロイン



未プレイです。

ゴシック……SF……な6人の娘?

暗めのファンタジーを基本にしつつ、戦闘機やロボットがガンガンに出てくる。公式HPではゴシック風をうたっている。キャラ・メカデザイン・背景はゴシック風というより、単なるヨーロッパ風とみるべきか。

プレイアブルキャラ8人中、なんとヒロインは6人。男性よりも女性の比率が高い。珍しい。しかもまともに男性と呼べるキャラは1人しかいない。

もう1人は金色のエネルギーめいた鳥。声優は女性なので、設定をみないと性別♀だと勘違いしてしまう。つまり、このゲームはとにかく男っ気が少ない。まっ、ヒロイン目当ての自分にはありがたいのだけれど。

ヒロイン6人、みんな独特の服装だ。ヨーロッパ風の僧衣やドレスを、ボディスーツ状に改造したような服装ばかり。SFとファンタジーの折衷みたいなデザインは、けっこう悪くない。そのうえ戦闘機に乗って戦う。

戦闘機に乗っちゃったらせっかくの衣装が見れないだろ!

だが安心。このカラドリウスはゲーム画面の左にプレイアブルキャラの立ち絵が表示されているからだ。いつでも自分の動かしているヒロインを確認できる。

敵にやられたら立ち絵の服が破けていく。

正直、下品な要素であんまり好きじゃない。けれどゲームの進行に合わせて立ち絵も変化していくアイディアは素晴らしい。よりヒロインを動かしている感・ヒロインなりきり感が高まっていく。



このカラドリウスブレイズはPS3版のみ存在。前作といえる〈カラドリウス〉はXBOX360版、アーケード版がある。迷ったら様々な新要素の入ったPS3版を買えばいい。

というわけで、さようなら~

2016/12/01

【ヒロイン探189】電神魔傀2

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その189〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
ガーディアンズ/電神魔傀II(でんじんまかい)

[プレイできる環境]
アーケード

[どういう感じ?]
ドット絵、ベルトスクロールアクション
プレイアブルキャラ8人、うち2人がヒロイン


未プレイです。

有翼人外娘か、オーソドックス格闘娘か。

世界観はSFサイバーその他ごちゃ混ぜ。戦隊ヒーローモノともなんとも言いかねる複雑さ。ゲームだからこそ可能なごった煮。同ジャンルの代表作ファイナルファイトなどに比べると、より華やかで、ノリがアニメに近い。

ヒロインは〈ゼル・ディア〉〈黒騎士〉の2人。

ゼルディアは翼を生やし、鉤爪で戦う人外。バイオロイドという存在だそうだけど、それって具体的には何なのだろう。サイボーグとは別物らしい。とにかく人外娘です。ちょっと濃い。

黒騎士は名前とは裏腹に、ぴっちりボディスーツの格闘娘。
ゼルディアに比べるとストレートな雰囲気だ。

この電神魔傀2はベルトアクションだけど、操作が格ゲーのように豊富だ。なのでゼルディアや黒騎士も、わりかし自由に、そして派手に動かすことができる。手足のように動かせるなら、それだけなりきり感も高まるってもんだ。

あとステージによってはSTGパートになったり。こうした面も含めてアニメーションは豊富。好きなキャラを好きな方法と角度でたくさん眺められるぞ!

ところでプレイアブルキャラが8人もいるベルトアクションは珍しい。大抵は3人か4人くらいで収まっている。8人もいてヒロインが2人しかいないとは……



前作は〈電神魔傀〉プレイアブルヒロインは3人、ゼルディアと黒騎士もいる。ただしゼルディアは性別が区別できないほど化け物の姿。……かまわないね!大事なのは女性キャラだという設定だからね!

今のところアーケード版のみ存在。移植はされていない。アーケードゲームとしてもマイナー気味なので、稼動店舗へたどり着くのは難しい。プレイ環境は悪い。

というわけで、さようなら~

2016/11/30

【ヒロイン探188】L4D2

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その188〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
Left 4 Dead 2(レフトフォーデッド2)

[プレイできる環境]
PC(Steam)、XBOX360

[どういう感じ?]
マルチ重視のFPS
プレイアブルキャラ複数、ヒロインあり



未プレイです。

生存者もいいけど、ゾンビもね?

現代ゾンビアポカリプスもの。このL4D2はゾンビアポカリプスの中ではリアル寄り。異型化したゾンビは出るけども、物理法則を踏みにじるほどではない。

このゲームで動かせるのは人間(生存者)の4人と、ゾンビ(感染者)の7人。

生存者4人中、1人だけが女性。ヒスパニック系のロシェル。凛々しい。ヒスパニック系ということで顔グラにもやや癖があるが、洋ゲ―好きなら許容できる範囲。

とはいえ、PC版ならスキンやMOD導入がある。見た目や声をいくらでも好みに変更できるだろうし、それもまたひとつのロールプレイ。

生存者たちに性能の違いはない。ロシェルを使うのは好みの問題だけとなる。
性能差がない点は、ありがたいような物足りないような。

感染者ではスピッターがプレイアブルな女性キャラ。女性キャラとはいっても、見た目はブヨブヨにただれた老婆といった感じ。これを好きこのんで動かすだと?あるいはこの醜さが素敵ともいえる。

ただし感染者でプレイする場合、ゲーム中でしょっちゅう死ぬことになり、そして他の感染者も使いこなしていかなければならない。スピッターだけを動かし続けるのはできないのだ。

このゲームでヒロインなりきりに徹したいなら、生存者のロシェルが唯一の選択肢。ちょっと少なすぎる選択肢だ。



今のところSteam版とXBOX360版がある。今からあそぶとしたらSteam版になるだろうか。プレイ環境は普通。

というわけで、さようなら~

2016/11/29

【ヒロイン探187】ブレイブダンジョン

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その187〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
ブレイブダンジョン

[プレイできる環境]
3DS

[どういう感じ?]
ドット絵、ターン制RPG
主人公がヒロイン



未プレイです。

ふっくら顔の乙女たち。

オーソドックスな剣と魔法のファンタジーに、科学化学も入り混じってごった煮の今風。このブレイブダンジョンは〈魔神少女〉というゲームと世界観を共有しているので、その雰囲気もつよく表れている。

ヒロインの名はアル。青いイメージをもった大鎌持ちの女性。見た目が魔王か魔女みたい、これが主人公なのか?……どうやら主人公らしい。そういう意外性もひとつの個性。

他のキャラはカギ爪の獣人娘パペルネ、妖精のストイ、こてこて研究者のマリなどなど。ストレートなキャラがひとりもいねえ!マンガの人気投票で不人気になりそうなメンツばっかだな!そこがいい。

そんな癖のあるキャラで3人パーティを組んでダンジョン攻略していく。3人の組み合わせは自由だし、2人や1人で攻略してもよい。主人公のアルだけはパーティ固定されている。つまり1人攻略は、アルのソロということ。

アルを外すことができて、他キャラでソロプレイができたらよかったのにな~

けれどシステム上でソロプレイが容認されているのはありがたい。ソロプレイをしても心理的な抵抗がないからだ。ロールプレイがはかどる。

このゲーム、雰囲気がインディーズに近い。こざっぱりとまとまったシステム、妙にふっくらした、どことなく垢抜けないグラフィック、そういうインディーズの空気を吸うためにあそぶのもアリか。



今のところ、3DS版のみ存在。公式HPにいくとweb体験版をダウンロードできる。いますぐふっくら垢抜けないアルを動かしにいこう。

というわけで、さようなら~

2016/11/27

【ヒロイン探186】エル・ヴィエント

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その186〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
エル・ヴィエント

[プレイできる環境]
MD、PC(プロジェクトEGG)

[どういう感じ?]
ドット絵、横スクロールアクション
主人公がヒロイン



未プレイです。

へそ出しブーメラン女。

現代のニューヨークが舞台。ややクトゥルフ要素が混じっているが、ゲームの雰囲気は乾いたドット絵、爽やかな音楽と合わさって明るめ。ノリはアニメっぽい。

ヒロインの名はアネット、緑髪、肌の浅黒い、へそ出し白軽装の女性。ややボーイッシュ。一見ネイティブアメリカンみたい。鋭い形のブーメランで戦うあたり、やはりネイティブアメリカンをモチーフにしているのかもしれない。

イベントシーンは90年代相当のアニメ画風で描かれる。OVAっぽさもあり、アングラ感に一役買っている。描かれるアネットは美形ながら、やや男っぽさもある。その鋭さがまたよい。

ゲーム本編では残念ながらその美顔を拝むことはできない。リアル頭身のアネットが姿勢よく走り回る姿はすこし滑稽。アニメーションは滑らかでよく動く。

今の目線で見るなら、懐かしきOVAっぽさのあるゲーム……ということに価値が感じられるかが肝。あの雰囲気に浸りたいなら、OVAおなじみエロさ・カッコよさの両立したヒロインを動かすことに魅力を感じたなら、このゲームは輝き出す。



元はMDで発売。今のところプロジェクトEGGで配信されておりPCでプレイ可能。
ありがたいことです。

というわけで、さようなら~

2016/11/25

【ヒロイン探185】ぐるみん

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その185〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
ぐるみん

[プレイできる環境]
PC、PSP

[どういう感じ?]
パズルアクション
主人公がヒロイン



未プレイです。

ドリルは男だけのものじゃない!

近代的で異国風。SDサイズのキャラたちは異国風の世界によく馴染み、なごやかさを高める。とにかく明るくほがらかなゲームだ。

ヒロインの名はパリン。名前は変更できる。赤毛をふたつの三つ編みでまとめ、紅色のふっくらした外套に身を包む。幼さと元気さが感じられて、いかにも主人公といったストレートな雰囲気だ。

セリフ、ボイスあり。演技は棒読み気味でパリンの幼い雰囲気にしっくりくる。
SDキャラながら各種アクションに勢いがあり、それがまた楽しい。

パリンは主にドリルのついた槍のような武器を使う。こんな武器はめったに見られるもんじゃないし、こんなヘンテコな武器を主人公が使うことも珍しい。そういう物珍しさも魅力のひとつ。

ゲームを進めると衣装が増えてきせかえできる。メイド服や浴衣など。
ただしゲーム全体で見ると、きせかえ要素はオマケ程度のもの。



元はPCで発売された。後にPSPに移植される。Steam配信されているが英語版のみ。そしてこのたび〈ぐるみん3D〉として3DSに移植されることが判明した。いつでも手軽にこのゲームがあそべるわけだ。

というわけで、さようなら~

2016/11/23

【ヒロイン探184】バレットソウルIB

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その184〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
バレットソウル -インフェニットバースト-

[プレイできる環境]
XBOX360

[どういう感じ?]
縦スクロールSTG
プレイアブルキャラ4人、うち2人がヒロイン



未プレイです。

おてんば警察官と、ロリっ子アンドロイド。

世界観はSF。未来っぽさバリバリの街から宇宙まで、幅広くSFっぽいフィールドを飛び回る。ごてごてした戦闘機で、ごてごてした敵機たちを、ごてごてのビームで潰しまくる。この安直さが心地よい。

ヒロインは〈ユン〉〈ループ〉の2人。

ユンは紅色髪の警察官。服装は警官制服のような色合いで、露出高くデザインされている。けどお色気キャラではない。ボイスを聞く限りおてんば天然娘といった感じ。ヘンテコな銃を持っているけどゲームで使うことはない。

ループは紅色髪のアンドロイド……紅色の髪ばっかりだな!見た目は藤色のボディスーツを着ている少女であり、アンドロイドっぽさはまず感じられない。ボイスはキンキンのロリ声。

バレットソウルはSTGだ。ぼくらが画面上で動かすことになるのは戦闘機であり、ユンやループではない。だけど、ゲーム中では何がなんでもユンやループを意識させられてしまう。

ゲームのシステム上、とにかくキャラのボイスが連打されまくる。そりゃもう格ゲ―でコンボ決められたキャラが喘ぎまくるように。うるさい。けど、おかげでヒロインのことを忘れさせない。

そういえば、以前に記事にしたむちむちポーク!も喋りまくるSTGだったっけ。

STGはキャラが小さく見えづらいぶん、ボイスを連打することで意識させる……
というのはSTG界ではありがちな手法なのかもしれない。



今のところXBOX360版のみ発売中。Steamなどでは配信されていない。
よくまとまったゲームだから配信してそうなもんだけどなー。

というわけで、さようなら~

2016/11/22

【ヒロイン探183】セブンス・リバース

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その183〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
セブンス・リバース

[プレイできる環境]
iOS

[どういう感じ?]
ゆるいオンライン要素のあるRPG
キャラクリエイトでは性別を男女からえらべる



ゆるオンラインのゆるSDキャラ

オーソドックスな剣と魔法のファンタジー。絵本っぽさの感じられるかわいらしいグラフィック、スマホゲーらしく色彩は鮮やか。とがりはないけどそこがいい。

最初のキャラクリエイトで名前、職業、性別をえらべる。チュートリアルを終えた後は髪型と髪色を変更できる。いじれる項目が少ないのはちょい残念。

武器、防具ともに自由に変更できる。

セブンス・リバースはオンラインRPGだ。けど誰かと一緒にプレイするゲームではない。誰かの作ったキャラがアバターNPCとなっているので、それをパーティに加えて冒険していく。

もちろん自分の作ったキャラも、知らないうちに誰かと冒険している。ゲームを再会したら誰と何回冒険したのか、通知が入ってきたり。これは気楽だし、それなりのオンライン感も出てくる。

あとシナリオ面では、細かいところで選択肢が出てくる。言葉づかいを変えて、自分なりのキャラ作りを深めるのが目的っぽい?またクラフト要素もあり、自分の町を発展させたり、装備などを強化したり。

まとめると、オンラインRPGで行えることがすべて小ぶりに詰まっている手堅いゲームなのだ。無難なデザインのSDキャラも含めて、手堅い。なのでロールプレイもそれなりに行える。



今のところiOSで配信中。
最近サービスがはじまったばかりなので今が熱いゲーム。

というわけで、さようなら~

2016/11/21

【ヒロイン探182】ファイナルファイト2

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その182〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
ファイナルファイト2

[プレイできる環境]
SFC、WiiU、new3DS

[どういう感じ?]
ドット絵、ベルトスクロールアクション
プレイアブルキャラ3人、うち1人がヒロイン



未プレイです。

生足チャイナ服!!

現代が舞台。中国、フランス、イギリス、日本……世界を股にかけて悪の組織を叩き潰せ!陰影の濃い重厚なドット絵が描き出す、荒廃したストリート、そこを拳ひとつで渡り歩く気持ちよさ。

ヒロインの名はマキ。日本人。長いポニーテール。緋色のスリット深いチャイナ服一枚、大胆な出で立ちだ。実際、ゲームをプレイ中は生足が恥ずかしくなるほどよく見える。

こんな艶やかな格好だが、それでも戦う女の子。立ち姿の時点で勇ましく、拳を振るう姿は美しい。ボイスもみずみずしさのなかに、どすっと気合が感じられる。

ところでこのファイナルファイト2、前作ファイナルファイトと雰囲気があまり変わらないらしい。そしてこのマキは、前作に登場したガイという男性と操作感が似ていて「新鮮味がない」とかなんとか……

なるほど、一理ある。

一方でこういう旨みもある。

ファイナルファイトにはいなかった女性プレイアブルキャラがファイナルファイト2にはいる。しかも凛々しい男性キャラのガイを、まるで女体化したかのようなマキがいる。これだけで、ファイルファイト2には十二分の価値がある。



元はSFC。WiiUおよびnew3DSのバーチャルコンソールで配信されている。
特にnew3DS版はつい最近配信されたばかりでホット。プレイ環境は良好。

続編〈ファイナルファイト タフ〉
マキの代わりにルシアというヒロインが使えるように。

というわけで、さようなら~

2016/11/19

【ヒロイン探181】ギガレッカー

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その181〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
Giga Wrecker(ギガレッカー)

[プレイできる環境]
PC(Steam)

[どういう感じ?]
横スクロールアクション
主人公がヒロイン



未プレイです。

中身出ちゃってる系サイボーグ娘。

SFを基盤にしつつ、プリント基板をそのまま具現化したような色鮮やかでグラフィカルな世界。まったく未知の異世界のような、けれどSFらしさが感じられる。

ヒロインの名はレイカ。青い髪の女の子。ボロボロの女子制服を身にまとっているが、痛々しさよりもクールさが引き立つ。顔も凛々しい。ボイスなし、セリフあり。なので声は妄想しよう。

サイボーグらしい。たしかに、左腕は黄色い、プリント基板に走り回る模様が形になったようなすさまじい異型。サイボーグなんだけど、もっと計り知れない未知の存在にも感じられるのがポイント。特別感のあるキャラってステキね。

ゲーム中では走り回り、飛び跳ね、拳を振り回す。その拳で障害物をガンガン壊す。単純に爽快感があるし、レイカのパワフルさがひと目で感じ取れる。ただ細かい動きはぎこちなくて、魅力やや減といったところ。

成長要素あり。



今のところ、Steamでアーリーアクセスが配信中。つまり今後も開発が続き、ゲーム内容がより充実していくことになる。開発はあのポケモンを作っているゲームフリーク。底力を期待したいところ。

というわけで、さようなら~

2016/11/18

【ヒロイン探180】FF13

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その180〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
ファイナルファンタジーXIII


[プレイできる環境]
PC、XBOX360、PS3

[どういう感じ?]
アクティブタイムバトル(リアルタイム性)RPG
主人公がヒロイン



未プレイです。

美しすぎる女剣士。

世界観はFF……としか言いようがない。機械と魔法の融合した独自の世界。強烈な華やかさ、爽やかさでもってゲーム全体を幻想的に描き出す。

ヒロインの名はライトニング。ショートヘアに、中性的な凛々しい顔。ファッションショーに出演していそうな服装。「美しすぎる」という言葉がここまで似合うキャラはいないだろう。良くも悪くも。

美が追求されすぎたキャラは、それがむしろ癖を主張しはじめる。なのでライトニングのキャラデザも好き嫌いがわかれる。ただしライトニングの性格、戦い方などはオーソドックス。受け入れやすい。

やはりFFといえばストーリー重視のRPGだ。ライトニングの性格・言動は細かく設定されている。彼女の振る舞いやストーリー上の動きも細かく描写される。

ライトニングになりきることはできない。
眺めて楽しむことはできる。眺めよう。



このFF13は連作となっている。
2作目〈ファイナルファンタジーXIII-2〉ではライトニングは主人公でなくなっている。かわりに彼女の妹が主人公に。ヒロイン目当てならプレイしてよし。

3作目〈ライトニング リターンズ ファイナルファンタジーXIII〉再びライトニングが主人公。またもや思う存分彼女を眺めることができるわけだ。

一連のFF13、なんとすべて主人公が女性だ。太っ腹。

ちなみにFFシリーズ最新作〈ファイナルファンタジーXV〉の主人公は男性で固定。ざんねん。いまPS4にて体験版が配信中。気になったら触ってみよう。主人公は男性だけど。

というわけで、さようなら~

2016/11/17

【ヒロイン探179】パルスター

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その179〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
パルスター

[プレイできる環境]
アーケード、Wii、PC(プロジェクトEGG)

[どういう感じ?]
横スクロールSTG
主人公がヒロイン



未プレイです。

やっぱりパイロットは女の子に限る!

世界観はSF。機械施設でのドッグファイト、まるで内臓の中みたいな空間、謎めく洞窟。メカニカルとグロテスクの入り混じった世界は、あえて言葉にするならSFバイオニック。エイリアンR-TYPE、などの雰囲気。

ヒロインの名は山崎薫。紅と灰を貴重にしたパイロットスーツを身につける、暗緑色のショートヘア。目つきするどく顔つき凛々しい。これぞ戦場をかける女性。

といっても山崎薫がプレイヤーの前に出てくるのは、ゲーム開始前の映像のみ。廊下をダーッと走っている、横ざまの姿だけが目に焼き付く。ゲームが始まると画面にいるのは、彼女が操っているらしき戦闘機これひとつ。

このパルスター以外にも〈パイロットがヒロインで動かすのは戦闘機〉というゲームはいくつかある。いずれもパイロットがヒロインらしい……ということは仄めかしに留まることが多い。

仄めかしだけでも、自分のうごかしている存在がヒロインであることが分かっているのは安心させられるものだ。パイロットは自分ではない、カッコいいヒロインだ、そして自分はそれになりきっているのだ。この感覚が大事。



元はアーケード作品。Wiiバーチャルコンソールと、PCのプロジェクトEGGに移植配信されている。特にPC版が存在することは大きい。幅広い人がプレイできる。
ありがたい。

というわけで、さようなら~

2016/11/14

【ヒロイン探178】東方神霊廟

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その178〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
東方神霊廟 ~ Ten Desires.

[プレイできる環境]
PC

[どういう感じ?]
縦スクロール弾幕STG
プレイアブルキャラ4人、全員ヒロイン



よくみる4人。

世界観は東方……としか言いようがない。和洋中華の複雑に織り交ざった独自の浮遊世界。すかしたやり取り、緊張感のないキャラ、色とりどりの弾幕と派手な演出。STG界のドラッグこと東方Project第13弾。

プレイアブルキャラ4人。巫女の霊夢、魔法使いの魔理沙、巫女の早苗、剣士の妖夢。実は東方においてプレイアブル4人は珍しい。大抵は2人か3人に収まっている。

何であろうとプレイアブルキャラが多いのはよいことだ。選択肢が増える、それはロールプレイが増えることを意味する。なので私は、プレイアブルキャラが4人の東方は、この神霊廟にかぎらず好き。

強いて文句をあげるなら、4人の性能にあんまり違いがないこと。ただし4人中で妖夢だけは操作感が異なる。アクションじみた剣士の活躍ができる。おかげで動かしていると特別な気分になれる。

この妖夢の操作感は、東方の他タイトルと比較しても異例といえる。
なのでプレミア感はさらに倍。これこそが神霊廟のおもしろいところ。



東方の最新作は〈東方紺珠伝〉これもなんとプレイアブルキャラが4人。妖夢のような独特の操作感を味わえるキャラはいないけれど、4人組の微妙な差異を楽しもう。それはラーメン食べ歩きでダシを飲み比べることに似ている。

というわけで、さようなら~

2016/11/13

【ヒロイン探177】ウォリアーブレード

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その177〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
ウォリアーブレード
ラスタンサーガ エピソードIII

[プレイできる環境]
アーケード、PS2

[どういう感じ?]
ドット絵、ベルトスクロールアクション



未プレイです。

王道のビキニアーマー、筋肉、金髪。

典型的な剣と魔法のヒロイックファンタジー。目新しさはなくとも、陰影の深い重厚なドット絵で描かれる世界は、見ごたえ抜群。荒涼さと陰鬱さの奔流をどっしりと受け止めろ!!

ヒロインの名はソフィア。筋肉質だがきれいな体格、そしてビキニアーマーと、教科書に載せたくなるような王道脳筋ヒロインっぷり。そんな中で、剣や斧ではなくあえて鞭を振り回すマニアックさがキラリと光る。

イメージイラスト、ゲーム内グラフィックともに、濃い大人の女性。
そういう部分も含めての王道さ。

アクションは少ないけど、アニメーションのパターンが多く飽きさせない。さらに馬で駆けたり竜にまたがって空中戦をしたり、にくい演出もめじろおし。

つまり、完膚なきまでにヒロイックなのだ。
これこそ主人公、戦う女性、女戦士。



元はアーケード版。移植はPS2のみだが、完全移植ではない。しかし肝心のアーケード版は、現在では稼動店舗も少ない。見かけたら私のぶんまであそんでくれ!

というわけで、さようなら~

2016/11/11

【ヒロイン探176】ケリ姫スイーツ

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その176〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
ケリ姫スイーツ

[プレイできる環境]
iOS、Android

[どういう感じ?]
RTSっぽさのあるアクションパズル
プレイアブルキャラがヒロイン



気が強くてケリも強いお嬢様。

剣と魔法のファンタジーを基本として、華やかなグラフィックで盛り付けられた世界。スマホアプリ特有のゴテゴテして、現代モノやSFモノの要素も盛り沢山で、情緒もへったくれもない雰囲気。そういうものほど美味しいもんだ。

ヒロインの名はケリ姫。ブロンドのドリルロール髪に、ピンクと白を基調としたエリザベス・スタイルのドレス。典型的なお姫様といったキャラデザイン。

生意気そうな顔つきもポイント高い。ボイスも高飛車な雰囲気ムンムン。こんなフルコース幕の内日の丸弁当みたいなお嬢様キャラになりきれるなんて……まるで夢のようですわ。

実はゲーム上だと、とある剣士キャラが主人公扱いになっている。これはゲーム中でもしっかり明言されている。けれどいちばん動かすことになるのはケリ姫だ。メインで動かすのがケリ姫ならば、けっきょくプレイヤーの魂が宿るのはケリ姫だ。

そもそもアプリのアイコンもケリ姫が写っているし……
よって今作の主人公はケリ姫!!

ドレスはゲーム中でさまざまに手に入る。きせかえ要素がある。
やっぱりヒロインを動かすならきせかえ要素がないとね。



iOS、Androidで現在も配信中。
いまだに様々なイベントが開催されているので、今からプレイしても楽しめる。

というわけで、さようなら~

2016/11/10

【ヒロイン探175】カイの冒険

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その175〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
カイの冒険

[プレイできる環境]
FC

[どういう感じ?]
ドット絵、横スクロールパズルアクション
主人公がヒロイン



未プレイです。

世界観は剣と魔法のファンタジー。といってもゲームはひたすら塔を登っていくため、室内ばかり。グラフィックもくすんだ色味なので、やや閉塞感がある。

ヒロインの名はカイ。灰色の一張羅を身に着けた女の子。シンプルなキャラデザでこれという特徴はない。けれどさっぱりしているのが受け入れやすい。

イラストは80年代テイスト、味があり、それなりのかわいさがある。ゲームでは3頭身くらいの簡素な見た目。歩く姿や、頭を抱える仕草や、アニメーションにかわいげがある。

カイの冒険はパズルアクション。数十個あるステージ、それぞれの解法を見つけるのが目的。ロールプレイのようなものは存在しない。それでも、主人公がヒロインでいてくれることは大事なことだ。



FC版があり、他にいくつか移植されている。けれどバーチャルコンソールなど、最近のゲーム機への移植はなし。それなりに知名度のあるゲームなだけに驚きだ。プレイ環境は微妙。

というわけで、さようなら~

2016/11/09

【ヒロイン探174】The Trail

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その174〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
The Trail

[プレイできる環境]
iOS、Android

[どういう感じ?]
クラフト要素、MMO要素のあるアドベンチャー
キャラクリエイトでは性別を男女からえらべる



ダラダラ歩くのたのしい。

舞台はどこか異国の島。さっぱりとして美しい景色を眺めながら、ハイキング!アイテム集め!クラフト!簡素でおしゃれなグラフィックは雰囲気たっぷり。

主人公のキャラクリエイトができる。ただし自分で作るのではなく、髪型や目などのパーツがランダムに組み合わさったセットが出てくる。その中から好みをえらぶ。組み合わせは何度でもリロールできる。

キャラグラは、ゲーム自体の雰囲気に合わせてシンプルで、コミカルさを強調している。少し癖があり、大人びた顔ばかり。これを受け入れられるかどうかが肝。

名前も設定できる。セリフ・ボイスはなし。

このThe Trailは歩き回ることが操作の大部分になる。そうやってアイテムを集めて、クラフトしていく。身につける服もクラフトしていくことになるので、オシャレしたいならとにかくゲームを進めないとだ。

どんなアイテムをどういう方法で集めるか?ここにロールプレイ要素が入ってくる。狩人になるか、木こりになるか……みたいな感じ。ささやかだけど、やはり少しでもロールプレイ要素があると没入したくなる。

最低限、ヒロインなりきりに必要なものは揃っているゲームってことで。



最近配信されたばかりなので、いまが熱いアプリです。

というわけで、さようなら~

2016/11/08

【ヒロイン探173】ガンヴァルキリー

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その173〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
ガンヴァルキリー

[プレイできる環境]
XBOX

[どういう感じ?]
アクションシューター(TPSではない)
プレイアブルキャラ2人、うち1人がヒロイン



未プレイです。

エクソスーツの女の子。

世界観はSF。いかにもエイリアンな生物たちを銃で撃ち滅ぼしていくのはどこかスターシップ・トゥルーパーズを思い出させる。ただし、あの映画よりも奇抜で、スタイリッシュさがある。

ヒロインの名はケリー。ブロンド短髪の白人。青いレオタード状の服の上から、エクソスーツ(強化骨格)を身に着けている感じ。背中にジェットパックが搭載されている。逆三角形のいかついシルエットが特徴。

ケリーはいくつかの銃を使いこなして化け物と戦う。それだけでなく、エクソスーツの力で自在に飛び回り、攻撃を華麗に避け、滑らかに移動をする。

この空中制御の動きがなんともカッコよく、ケリーのヒロインらしさを高めている。なにより動きが多彩だから、使いこなせばまるで自分がケリーみたい。これこそがヒロインなりきりの醍醐味だ。

ところでエクソスーツの女性キャラって珍しくないっすか?サムスみたいなパワードスーツはよく見かけるけど。そこらへんも含めて貴重だ。



今のところXBOXでしか発売されていない。
XBOX360に互換対応もしていないらしい。ざんねんだ。

というわけで、さようなら~

2016/11/07

【ヒロイン探172】デスアダーの復讐

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その172〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
ゴールデンアックス デスアダーの復讐

[プレイできる環境]
アーケード

[どういう感じ?]
ドット絵、ベルトスクロールアクション
プレイアブルキャラ4人、うち1人がヒロイン


未プレイです。

たったひとりのケンタウロス娘

土埃と血の臭いがただよってきそうな、土着的剣と魔法のファンタジー。ドット絵も緻密で硬質、世界観に引き込まれる。コナン・ザ・グレートスカイリム、その雰囲気が好きな人ならば!!

ヒロインの名はドーラ。プレイアブルキャラの紅一点。
流れる金髪、青と白を貴重とした軽鎧を身に着け、下半身は……なんと馬。

そう、彼女はケンタウロスなのだ。プレイヤーが動かすことになるのは半人半馬のキャラなのだ。馬の四足で優雅に歩き、手にした棍棒で敵を蹴散らし、ときにはたくましい後ろ足で蹴り飛ばす。たまらない。

ところで、元ネタのギリシャ神話に出てくるケンタウロスはオスしかいないらしい。あっそ、だからどうした!このゴールデンアックスには関係ないね!!

ちょっとだけ残念な点がある。ドーラは基本は半人半馬で動かせる。けど乗り物である動物に乗ったり、ステージにあるレバーを引いたりするとき、魔法か何かの力で一瞬だけ全身人間になる。

ゲームの演出上、仕方がないのかもしれない。けれど残念だ。そんなお手軽に体を変化させられると……なんというか、こう、プレミア感が薄まる。

とはいえケンタウロス娘を動かせるゲームは滅多にない。その時点でプレミア感はどんなゲームをも上回ってしまっている。マジで、このゲーム以外でケンタウロス娘がプレイアブルなのって、見たことないです。



このデスアダーの復讐は、ゴールデンアックスの続編にあたる。そんな前作ゴールデンアックスはメガドライブに移植されており、そのメガドライブ版にも続編がある。これをゴールデンアックス2と呼ぶ。

〈ゴールデンアックス デスアダーの復讐〉〈ゴールデンアックス2〉は、おなじゴールデンアックスを親におきながら、まるで別のゲームであることに注意。

別のゲームであるゴールデンアックス2にドーラは出てこない。

というわけで、さようなら~

2016/11/05

【ヒロイン探171】ルナたん

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その171〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
ルナたん 〜巨人ルナと地底探検〜

[プレイできる環境]
iOS、Android

[どういう感じ?]
育成要素のあるパズルアクション
キャラカスタマイズ可能、性別を男女からえらべる



ポニーテールでほりすすめ!

世界観は文明崩壊後のどこか、たぶん地球じゃない。ほんわかSF。色鉛筆で描かれたようなグラフィックが目にやさしい。出てくる機械もどうぶつもふわふわ感。

ゲーム開始時、アバターであるプレイアブルキャラは男性用グラフィックになっている。チュートリアルを終えてから、アバターの設定をいじれば女性用グラフィックに変更できる。できればゲーム開始時にえらばせてほしい。

名前は変更可能。ボイス・セリフなし。二頭身くらいのなごやかキャラデザイン。まんまるスーツに身をつつんでいて素顔を拝むことはできない。ポニーテールと、胸のふくらみで、女性だとわかる。

ルナたんはパズルアクションだ。分かる人にだけ分かる例えを出すと〈育成要素のあるミスタードリラー〉たとえ操作の簡素なスマホアプリでも、アバターが用意され、そのアバターを動かす要素があれば、ぐっとなりきり感が高まってよい。

キャラデザも万人受けする心地よい雰囲気。
すんなりヒロインになりきることができる。



最近サービスが始まったばかり。
これからアップデートで様々な要素が出てくるかもしれない。たのしみだ。

というわけで、さようなら~

2016/11/04

【ヒロイン探170】美食戦隊薔薇野郎

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その170〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
美食戦隊薔薇野郎(グルメせんたいばらやろう)

[プレイできる環境]
SFC

[どういう感じ?]
ベルトスクロールアクション
プレイアブルキャラ3人、うち1人がヒロイン



未プレイです。

SFグルメレオタードアクション!?

近未来の地球が舞台。ストーリー的にはアポカリプスもの。ゲーム内はあふれるメカニック、荒廃した街、そしてプレイヤーの拠点となるお屋敷などなど、雑然としている。グラフィックは重厚で見応えあり。

ヒロインの名は〈まどもあぜる〉改造人間だそうです。白いレオタードにガントレットや足具などを取り付けた典型的お色気スーツ。髪型はなぜか角髪(みづら。弥生時代のあの髪型)で、美人ながらかなり癖がある。

ボイスあり。ただしSFCなので音質には期待しない。

立ち姿が勇ましく、ダッシュすると滑空するような動きで美しい。好き勝手にポージングができて、ここでも色気を放つポーズがとれる。こんな下品なスーツでも、動いてみるとカッコいいのが面白い。

ポージングってゲームには明らかに必要がない。けれど意味がなくとも、ボタンを押してレスポンスをとってくれるって大事。単純に暇つぶしになるし、こういう部分で意外にもロールプレイが実現できたりする。

例えば、敵を倒すたびにポージングをしてみたり。
……なんかFPSの煽りプレイヤーみたいになっちゃうな。

敵を倒すと食材を落とす。集めた食材は、ステージ間のインターミッションで調理して、食べると体力回復。プレイアブルキャラによって料理の好き嫌いがある。

これもちょっとしたロールプレイ要素。自分がなるべきキャラの好きな食材と料理を覚え、それをなるべく集めて調理できるようにするのだ。



今のところSFC版のみ。バーチャルコンソールなどでの配信はなし。そしてSFC版自体も本数が少なくプレミア気味らしい。見かけたらラッキー、遊べたらラッキー。

というわけで、さようなら~

2016/11/03

【ヒロイン探169】タイタンフォール2

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その169〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
Titanfall 2(タイタンフォール2)

[プレイできる環境]
PC、XBOXone、PS4

[どういう感じ?]
ロボット有、パルクール有のマルチプレイFPS
キャラカスタマイズでは性別を男女から選べる



未プレイです。

女性パイロットになるぞ!!

人類が別の惑星にまで進出した未来。濃いSF。とはいえ基本は地上で撃ち合うので、開放感。出てくるメカニックはうっとりするほどSFミリタリー感。装甲コテコテ、ギミックゴチャゴチャ、よくわからないけどカッコいい。

マルチプレイではプレイアブルキャラを少しカスタマイズできる。えらぶ戦術によって姿が大きくかわる。そこから性別を変えたりエンブレムを貼り付けたり。というわけで性別は女性をえらぼう。

戦術によって変化するキャラの姿が面白い。特に、みるからにサイボーグみたいな姿になれるの最高。逆関節めいた義足に映画『チャッピー』みたいな頭部……こういう攻めたデザインでプレイアブルってのは珍しい。

さらに、タイタンフォール2最大の魅力はロボットに自由に乗り降りできること。つまり、女性パイロットになって戦場を駆け回ることができるわけだ。これをロマンと呼ばずしてなんと呼ぼう。

もちろん、自分のロボットもある程度はカスタマイズできる。

ちなみに女性として活躍できるのはマルチプレイのみ。シングルプレイだと主人公は男で固定されている。マルチプレイが基本のゲームだから、仕方ないといえば仕方ない。けど残念だ。



前作は〈Titanfall〉ゲームの骨格ほぼ変わっていない。
なのであえて前作をあそぶ理由は薄いかな。

というわけで、さようなら~

2016/11/02

【ヒロイン探168】ダークシール

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その168〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
ダークシール

[プレイできる環境]
アーケード

[どういう感じ?]
ドット絵、俯瞰視点、自由スクロールアクション
プレイアブルキャラ4人、うち1人がヒロイン



未プレイです。

王道ファンタジーの王道女魔法使い。

中世風、剣と魔法のハード目ファンタジー。ドット絵も硬めの質感。ただしプレイアブルキャラに忍者が混じっていたり、出てくるモンスターにへんてこなのが混じっていたり。茶目っ気もある。

ヒロインの名はフレイヤ。青いローブが美しい妙齢の女性魔法使い。英語ボイスあり。被弾したときは色気のある声。炎の魔法がメイン攻撃なので、モンスターをところかまわず燃やしていく様がカッコいい。

俯瞰視点ということで、フレイヤを8方向から眺めることができる。ゲーム内のグラフィックがしっかりしているので、イメージイラストに近い雰囲気をぞんぶんに堪能できる。

プレイアブルキャラには細かい設定が用意されていて、フレイヤも例外ではない。ただしそのキャラがなぜ戦っているのか、どんな性格なのか……ここらへんは自由に想像できる。ロールプレイはしやすいほう。

ゲーム自体をあえて乱暴に例えるなら〈超短いディアボロ〉とでも。
そういう雰囲気を求めてこのダークシールをあそぶのもあり。



続編は〈ダークシール2〉フレイヤ続投、さらに新ヒロインとしてエルフの女剣士が加わる。ダークシール、ダークシール2ともにアーケード版のみ。移植はなし。
プレイ環境は悪い。

というわけで、さようなら~

2016/11/01

【ヒロイン探167】バーチャロンフォース

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その167〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
電脳戦機バーチャロン フォース

[プレイできる環境]
アーケード、XBOX360

[どういう感じ?]
対戦型アクションSTG
複数のプレイアブルキャラ、ヒロインは主に3機



未プレイです。

ロボットだろうがヒロインはヒロイン

地球が舞台のSFロボットもの。タイトルに〈電脳〉とあり、実際にシミュレーター上の戦いという設定らしい。けど現実を舞台にした戦いも行ったりする。ビビッドで鋭いグラフィックがいかにも未来感。

プレイヤーが動かすのはあくまでロボット。パイロットもプレイヤー自身という設定。そしてその動かすロボットに、3機、女性型が用意されている。

ツインテールとミニスカート風の装備が、スタンダードなかわいさ。
〈フェイ・イェン〉

ポニーテールと長スカートで、清楚風のいでたち。
〈エンジェラン〉

とんがり帽子で、魔法のステッキを持ち、小型、つまり魔法少女風。
〈ガラヤカ〉

3機のいずれも属性が整っていて的確にツボをついている。ロボットだからといって侮ってはいけない。工業製品めいた鋭角さの中に、しっかり女性のシルエットが織り込まれている。それは紛れもなくヒロインなのだ。

いえーいロボット娘になりきれるぞ!!

しかしゲームの設定では〈パイロットはプレイヤー〉となっている。つまり何をどうしようと自分が主人公なのだ。ハッキリ言って、望んでいない。

……とはいえ、設定は設定だ。ゲーム中でその設定が明言されることもない。「俺はフェイ・イェンやガラヤカというロボットになりきっているんだ」と想像することだってできる。それを邪魔する者はいない。

いえーいロボット娘になりきれるぞ!!



元はアーケードゲーム。今のところXBOX360で販売配信中。今ならXBOX360でプレイするのが基本になるだろうか。のめりこんでしまったならアーケードで稼働している店を探すのもあり。

あくまで対戦メインのゲームであることに注意。

というわけで、さようなら~

2016/10/30

【ヒロイン探166】パンツァードラグーンオルタ

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その166〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
パンツァードラグーン オルタ

[プレイできる環境]
XBOX

[どういう感じ?]
強制スクロール3DSTG
主人公がヒロイン



未プレイです。

竜に乗るってロマン。

科学文明のあるファンタジーという世界観。科学によって作られた生物兵器と、それを扱う人々。ローテクともハイテクとも言えぬ絶妙なファンタジー科学が、ナウシカのような雰囲気も感じさせる。

ちなみにゲーム中で使われるのはゲームオリジナルの言語。
やや棒読みながら、雰囲気たっぷり。

ヒロインの名はオルタ。ぱっつん銀髪の女の子。かなりおとなしい。
ボイスも弱々しめ。病弱でオリエンタル。

オルタを動かすというより、オルタが乗って操縦するドラゴンを動かすゲーム。実際、ゲーム画面ではドラゴンの羽ばたく姿ばっかり見えちゃって、オルタはハッキリと見ることができない。ムービーではしっかり映る。

ゲーム部分は3DのSTG。狙って撃つ。それだけ。ストーリー重視で、オルタについてもがっつり設定が盛り込まれている。なのでロールプレイはしづらい。

とにかくオルタというドラゴン操者を動かすことがポイント。ドラゴンに乗って戦う……とてもロマンにあふれている。しかもそれがミステリアスな少女。ツボをつきまくっている。



〈パンツァードラグーン〉シリーズ作品で、他に名を冠したゲームがいくつか存在する。そのつど主人公が違う。女性が主人公なのはこのオルタだけ。

名前は変わったが精神的続編に〈クリムゾンドラゴン〉というゲームがある。もしゲーム性に魅力を感じたなら触ってみてもいいかもね。

というわけで、さようなら~

2016/10/29

【ヒロイン探165】ワルキューレの伝説

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その165〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
ワルキューレの伝説

[プレイできる環境]
アーケード、Wii、PS3、PSvita

[どういう感じ?]
ドット絵、自由スクロールアクション
主人公がヒロイン



未プレイです。

ハレンチじゃない戦乙女だ!!

童話のような世界観、グラフィックはなごやかで色鮮やか、ハキハキとした音楽に合わせてプレイすれば、自然と心が踊ってくれる。

ヒロインの名はワルキューレ。
白いローブに若葉色の鎧を身に着けた金髪の戦乙女。

戦乙女といえば艶やかなキャラを想像してしまう。けどこのワルキューレは全年齢的なデザインだ。ちょっと幼さがあるけど変な色気がなく、晴れやかな雰囲気、かわいさとカッコよさがうまく両立している。

ボイスあり。幼くいたずらっ子のような声を出す。

ゲームはアーケードスタイルなので一本道を覚えて攻略していく。ところが、所持するアイテムや魔法をいくつか選ぶことができる。好みの魔法だけを使うロールプレイも、やろうと思えばできるわけだ。

とにかくワルキューレが優秀だ。全年齢むけデザインで、しかも野暮ったくない。剣を振ったりジャンプする動作もツボをつかんだかわいさ。魔法で小人の分身を出したり、巨大化したりというのも面白おかしい。



元はアーケードゲーム。今のところWii版とPS3版がある。Wii版は厳密にはPCエンジン版であり、いわばアレンジ版。PS3版は〈ナムコミュージアムVol.5〉というゲーム内に収録されている。こちらはアーケード準拠。

あと古いWindows版が存在するみたいだけど……今は生産されていないし、新バージョンのWindowsではきちんと動作してくれないそうです。ざんねん。

というわけで、さようなら~

2016/10/27

【ヒロイン探164】風ノ旅ビト

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その164〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
風ノ旅ビト

[プレイできる環境]
PS3、PS4

[どういう感じ?]
雰囲気ゲー(やや自由度のあるアドベンチャー)
プレイアブルキャラがユニセックス



未プレイです。

旅をするゲーム。

舞台はどこともしれぬ世界、砂漠からはじめって、遺跡の中を巡ったり、雪山にいったり……共通しているのは文明が感じられないこと。遺跡が自然に埋もれて、世界は荒廃している。けれど絶望感のない爽やかな荒廃だ。

風ノ旅ビトのプレイアブルキャラは、赤銅色のローブに全身を包んでいる。かろうじて二本の足が見える。顔は目だけが白く光っている。人の形をしているけど、人じゃない気がしてくる。人外スキーにもうれしい。

性別の明らかでないユニセックスなキャラだ。それにゲームのストーリーやシステムにも性別が一切関わってこない。なので女性として想像することもできる。

できることはとても少ない、歩く、ジャンプ、空を飛ぶ、声を出す、おわり。けれど空を飛ぶ気持ちよさや、声を出すちょっとした面白さがよい。

ところで今作はオンライン要素として、別のプレイヤーと一緒に歩き回ることができる。戦う、協力、などはできない。ただ数少ないアクションでコミュニケーションをとることができる。ちょっとしたロールプレイ。

ゲーム自体はロールプレイを楽しむよりは、世界観やビジュアルを楽しむのがメインだろう。それでも、プレイアブルキャラが女性かもしれないと想像させてくれるならば、何よりも良いことだと思う。



PS3版、きれいになったPS4版がある。
配信専用、安いのでプレイしやすい。

というわけで、さようなら~

2016/10/26

【ヒロイン探163】ナイトスラッシャーズ

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その?163〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
ナイトスラッシャーズ

[プレイできる環境]
アーケード

[どういう感じ?]
ドット絵、ベルトスクロールアクション
プレイアブルキャラ3人、うち1人がヒロイン



未プレイです。

ゾンビ殺すにゃ銃はいらない!

現代を舞台にしつつ、突如としてゾンビやら何やらの化け物で溢れかえった世界。とにかくホラースプラッタ系モンスター大集合のハロウィン的お祭り感。そうしてそんな化け物たちを小気味よく殴り殺していく爽快感!!

ヒロインの名は趙紅華(チョウ ホンファ)。赤くてスポーティな中華服がヤボったくもカッコいい女性。ボイスも素人っぽく棒読みながら、それがまた武道に生きる娘っぽさを醸し出す。

顔グラはあまり美人ではない。それがまた……まあいいや。
とにかく紅華の魅力は垢抜けなさ、芋臭さ。

ナイトスラッシャーズはプレイアブルキャラに細かな調整がほどこされている。キャラが好きな食べ物(回復アイテム)をとると回復量が高まるとか。相性のよい敵を攻撃するとクリティカルが出やすいとか。

紅華を動かす場合も例外じゃない。キャラの設定とゲームシステムがつながっている。キャラへの没入感がちょっと高まるうれしい演出。

ちなみにステージによっては強制スクロールになる。
このときプレイアブルキャラはランニング状態。なんか面白い。



今のところアーケード版のみ。移植はされていない。またゲーム自体もメジャーではないので、稼動店舗にたどり着くのはちょっとむずかしいかも。

というわけで、さようなら~

2016/10/25

【ヒロイン探162】エイジofバーバリアン

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その162〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
Age of Barbarian Extended Cut
(エイジオブバーバリアン エクステンデッドカット)

[プレイできる環境]
PC

[どういう感じ?]
横スクロールアクション
主人公がヒロイン



未プレイです。

すっぱだかのチャンバラアクション!

世界観はアメリカンなヒロイックファンタジー、平たくいえばコナンザグレートの女性版。クラシックな雰囲気。蛮族じみた住人たち、何もない荒野、恐竜ともドラゴンともつかない怪物たち……この泥臭さよ。

ヒロインの名はシェイナ。黒髪のグラマラスな女性。乳首と股間しか守っていないような極薄ビキニアーマーを身に着けている。キャラグラ、動き、すべてにおいて扇情的。曲剣で戦う。

このAoBは、お世辞にもデキがよいとは言えない。ローグラフィック、ぎこちないアニメーション、そうして露出過多のあっけからんとした下品さ。

けれどその安っぽさがうまい味付けになっている。十年前、二十年前のゲームを触っているような気分。今年(2016年)発売なのに。そうした雰囲気は男の欲望丸出しな前時代的ヒロインとも似合っている。

下品さ安っぽさに浸る楽しさ。昔の洋画や洋ゲ―でよく見かけたなあって感じのヒロインを動かせる個性。そういうものがほしいときもある。そういうものが美味しいときもある。



今のところSteam版のみ配信中。

というわけで、さようなら~

2016/10/23

【ヒロイン探161】For Honor

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その161〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
For Honor
あえて訳すなら『名誉のために』

[プレイできる環境]
PC、XBOXone、PS4

[どういう感じ?]
4to4マルチプレイ、近接アクション
プレイアブルキャラ12人、全員が性別を男女からえらべる



α版のみプレイ済み。

これはなんだ!Fateか!?ドリフターズか!?いやFor Honorだ!!

世界観はなぜか騎士、ヴァイキング、侍の文化が融合してしまった世界。時代も舞台も見た目も得物もまったく異なる3勢力が、我よ我よと戦いまくる。しかもダークソウルばりに何百年間も。

3勢力につき4人ずつ英雄(プレイアブルキャラ)が用意されている。そして、どの英雄もキャラカスタマイズができて、性別を女性にすることができる。キャラクリエイトではないことに注意。

見た目の上では、実は男女ではあまり変化がない。例えば騎士は男でも女でもフルプレートで、顔も体も見えない。鎧こそやや女性体型に合わせて曲線を帯びるが、ビキニアーマーなどに比べれば遥かに堅苦しいだろう。

だからこそ素敵なんだ。下手をすると男性キャラと区別がつかないデザインだからこそ、女性をえらぶ意味が出てくる。男に混じって戦う女というのは、ヒロインなりきりの王道なのだから。

あとキャラカスタマイズでは肌色、タトゥーを変えられたり、鎧の柄、形などが変更できる。変更できるようになるにはゲームを進めていかないといけない。なお、このキャラカスタマイズはマルチプレイでのみ触ることができる。

キャンペーンではカスタマイズこそないが、きちんと性別をえらばせてくれる。キャンペーンではミッションごとに固定された英雄を使うことになり、英雄の見た目を数種類のプリセットからえらぶ。このプリセットに男女が用意されている。

12人の英雄に関しては、いかにもな騎士、ヴァイキング、侍はもちろん、盾持ちの重騎士、槍を扱う軽戦士、棍棒かついだデブッチョなどなど……的確にツボをついた人選と得物が並んでいる。

とにもかくにも女騎士、女ヴァイキング、女侍……女戦士たちの特盛りパフェなゲームだ。桃源郷はこのゲームだったのだ。自分が長年探し求めていたヒロインなりきりのゲームの、ひとつの到達点が現れてしまった。しあわせ。



2月16日、PC、XBOXone、PS4で発売配信。

というわけで、さようなら~

2016/10/21

【ヒロイン探160】MOMODORA 4

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その160〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
MOMODORA 月下のレクイエム

[プレイできる環境]
PC

[どういう感じ?]
ドット絵、メトロイドヴァニア(探索型アクション)
主人公がヒロイン



未プレイです。

かわいさと不気味さは両立できる。

世界観は中世ファンタジー。舞台は森、呪われた街、墓場などなど。
全体的にダークでブラック。落ち着いた演出、陰鬱な音楽、物悲しさが募る。

ヒロインの名はカホ。白いフードをかぶった女の子。ドット絵はよく動き、ムッチりとした風味がある。ボイスは掛け声のみあり。癖のないキャラデザで受け入れやすい。

このMOMODORAはメトロイドヴァニア型ゲーム。マップを探索して、アイテムを探して、そうやってカホを強化して進んでいく。アイテムの組み合わせや、それで変化する戦い方で、カホに個性を出せる。

ちなみに進行していくと、カホはとあるアイテムで猫に変身できたり。猫人間じゃなく、まんま猫。一部のアクションができないけど、そのままでも進むことができる。こういう配慮はありがたい。

グラフィックは、簡素めのドット絵でアニメーションが多彩……というタイプ。インディーゲームによくあるタイプ。実際、このMOMODORAはインディーゲームっぽさを隠していない。この垢抜けなさも味。



ところでこのMOMODORAはシリーズ作品。これは第4作目。
前3作いずれも主人公がヒロインなので、興味が出た人は調べてみよう。

というわけで、さようなら~

2016/10/20

【ヒロイン探159】天誅 壱

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その159〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
立体忍者活劇 天誅(てんちゅう)

[プレイできる環境]
PS

[どういう感じ?]
ステージクリア式、ステルスアクションゲーム
プレイアブルキャラ2人、うち1人がヒロイン



未プレイです。

マジメな忍者ゲームだ……!

戦国時代が舞台といいつつ越後屋が出てきたり浪人がいたり、ゲーム全体を見渡すと江戸時代っぽい。そんなゴチャゴチャとは裏腹に重厚さとハッタリを効かして、渋い時代劇モノに仕上がっている。

ヒロインの名は彩女(あやめ)。袖なしのニンジャ装束を身にまとう、髪も後ろで小さくまとめる、こざっぱりしたシルエットがくノ一らしさと女らしさを両立していてカッコかわいい。

ボイスあり。声はほどよく大人びていて、セリフも姉御肌いった気色。これまたカッコよさ大爆発。お色気役でないくノ一を動かせる……意外と貴重なゲームだ。

地を駆け、屋根伝いに飛び回り、悪漢を切り捨てる。忍びとケレン味あるアクションの両立がたまらない。ただし彩女の走りモーションはちょいとクネクネしすぎ。あんまり好きじゃない。



今のところPS版のみ発売中。ゲームアーカイブスなどで配信されていない。ざんねん。またシリーズ作品はけっこうな数がある。彩女はほぼレギュラーキャラなので、気に入ったならシリーズを追いかけてみるのも手。

ちなみに今回の天誅壱は〈立体忍者活劇 天誅 忍凱旋〉というボリュームアップ版がある。触るとしたらこっちになるかな。

というわけで、さようなら~

2016/10/19

【ヒロイン探158】モンハンストーリーズ

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その158〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
モンスターハンターストーリーズ

[プレイできる環境]
3DS

[どういう感じ?]
ジャンケン式RPG
キャラクリエイトでは性別を男女からえらべる



未プレイです。

RPGになってもモンハンはモンハン!!

モンハン世界をベースにしつつ大胆アレンジ。原始と中世の混ざったような独特の舞台はそのままに、全年齢向けのポップでコミカルな雰囲気がたのしい。けれどそこかしこにモンハンテイスト。

キャラクリエイトでは顔、髪型、肌色、目や口にメイク(顔の特徴)をプリセットからえらべる。実はいじれるパーツが本家MHより多く、イメージ通りの顔を作りやすくなっている。

髪型、髪の色、目の色、メイクは後から変更できる。
ボイスはあるけど掛け声のみ。表情は会話に応じて変わる。

ゲーム中で出てくる武器種は4種類、それと様々な防具の組み合わせ。防具は一式が基本で組み合わせはできない。つまり、スキルを欲するあまりの色彩・マテリアゴチャゴチャ防具を着なくて済むわけだ。

あと、防具の色変更について、2パーツにわけて変更することができる。ついでに、好きなMHのモンスターを連れ回すことができる。しかも乗れる。ケモナーにも配慮されていて大変よろしい。



なんというか……キャラクターをいじることに関しては本家MHより魅力的だ。2パーツにわかれた防具の色変更、キャラクリエイトでいじれる項目の多さ、変化する表情、どれも本家MHに輸入してほしい。

カプコンさん!
MH新作ではぜひそこらへんの輸入を前向きにご検討ください!
MH5待ってますよ!!!!

ちなみに体験版が配信中。

2016/10/18

【ヒロイン探157】ロゼと黄昏の古城

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その157〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
ロゼと黄昏の古城

[プレイできる環境]
PSvita

[どういう感じ?]
2D、横スクロールパズルアクション
主人公がヒロイン



未プレイです。

ダークかわいい。

キャラクターはSDサイズでキュートに描かれる一方、グラフィックはしっとり、モノクロ、音楽もしめやかで落ち着いている。全編に渡りブラック童話の雰囲気がにじみ出る。

ヒロインの名はロゼ。地味目のドレスを着た女の子。背中に背負った顔ぐらいのバラが個性的。SDサイズでかなりかわいらしく描かれている。

ボイスなし。動きは遅く、できるアクションも少ない。ただしアニメーションは豊富。例えば高い場所から落下すると、倒れこんでから立ち上がったり。こういう細かやさのおかげで愛らしさも一塩だ。

サブに巨人というキャラがいる。ゲーム中ではロゼと巨人を切り替えながら、パズル要素を解いていくことになる。

ヒロイン以外を動かすなんてイヤだ!!と思いつつ、巨人は性別不明で見た目も面白く憎めない雰囲気もあるので、言うほどイヤじゃないかも。

ダークな雰囲気にかわいらしいキャラ……夜廻もそのコンセプトだったっけ。あれと同じくインディーズゲームに片足浸かっているような気配がある。そういう気配を欲しがっている人は、ぜひ。



今のところPSvitaでのみ発売配信中。
なのでプレイ環境はやや悪い。

というわけで、さようなら~

2016/10/17

【ヒロイン探156】ドラクエヒーローズ

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その156〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城

[プレイできる環境]
PC、PS4、PS3

[どういう感じ?]
無双アクション
主人公2人、うち1人がヒロイン



未プレイです。

ドラクエ無双。

世界観はドラクエ……いつもの剣と魔法のファンタジー、いつものやわらかい雰囲気に、いつものモンスター、けれど今度はアクションだ!

ヒロインの名はメーア。金色と赤色を主軸にした甲冑を着た白人娘。スリットが深くて太ももが見えているのが色気ポイント。声は軽やか目だが、セリフ、性格ともにガンガン強気。

ヒーロー側はアクトという。どちらをえらんでも、両方ともゲームに出てくるし両方ともストーリーに絡んでくる。つまり、自分で動かしたいキャラだけ男女からえらんでねって感じ。

メーアは設定、活躍の仕方ともにハッキリしているので、自分だけのメーアを妄想することは難しい。そのかわり、しっかり役に入りこむのだ。

プレイアブルキャラ自体はあとで様々に変更できる。ドラクエの有名キャラたちも動かせる。うーん。どうせなら彼らを初めから動かせたらよかったのに……

このドラクエヒーローズの魅力は、やっぱりドラクエの世界観で無双アクションができるところ。なんだかんだで、ドラクエの雰囲気って独特だし、魅力があると再確認できる。



続編は〈ドラゴンクエストヒーローズ2 双子の王と予言の終わり〉この続編でも主人公は男女で2人。この男女方式を採用してくれるのは嬉しい。

というわけで、さようなら~

2016/10/16

【ヒロイン探155】ニンジャWアゲイン

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その155〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
ザ・ニンジャウォーリアーズ アゲイン

[プレイできる環境]
SFC

[どういう感じ?]
ドット絵、横スクロールアクション
プレイアブルキャラ3人、うち1人がヒロイン



未プレイです。

ニンジャ!クノイチ!アンドロイド!アゲイン!

ニンジャ型アンドロイドとなって未来の都市をどしどし歩く。群がる敵はすべて切り裂く。ただひたすらに前へ、前へ、たとえ銃であろうとおなじ機械であろうと、阻むものなし!!

ヒロインの名はクノイチ。赤いニンジャ装束に身を包む。なびく金髪がセクシー。

前作ニンジャウォーリアーズのクノイチと違って、こちらは体格がより女性らしくなった。女性だと分かりやすい顔グラに、胸のふくらみなどなど。

ただし戦い方はクナイで切り刻み、腹パンを叩きこみ、首根っこを掴んで投げ飛ばすなどなど。ヤクザも恐れおののくといった具合である。

とにかく、前作に比べて本当にクノイチらしさが現れてくれたのはうれしい。なりきる気持ちにも力がこもるだろう。それでいて相変わらず露出ゼロの屈強さが、またこれ惚れ惚れとさせる。

攻撃パターンは多彩。格闘ゲームに近い。



今のところSFC版のみ。プレイ環境は悪い。開発元のナツメといえば、同時期に作ったワイルドガンズをただいまリメイク中。それが済んだらニンジャウォーリアーズアゲインにも挑戦してみてほしいなぁ……

というわけで、さようなら~

2016/10/15

【ヒロイン探154】バイオハザード2

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その154〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
バイオハザード2

[プレイできる環境]
PC、PS3、Psvita、など

[どういう感じ?]
固定視点、ホラーアドベンチャー
プレイアブルキャラ2人、うち1人がヒロイン



初期バイオ第2弾

現代のアメリカが舞台。街にまで広がるゾンビのウィルス。民間人も警察もすべて生ける屍と化していく。荒れ果てた街、暗雲の下、ゾンビのうなり声に怯えながら孤独に走っていけ。

ヒロインの名はクレア。マゼンタ色のジャケットにショートパンツ、ミニポニーテールの快活な女子大生。ゲーム中では銃を振り回してゾンビに穴を開けまくる。

ヒロインじゃないほうはレオンで、青い警察服を着ている。つまり、男性は青、女性は赤というあからさまな特徴になっている。おかげでゲームキャラクターっぽさを押し付けられている感は否めない。

ここらへん、前作のバイオハザード(初代)のほうが雰囲気がよかったかな。

このバイオハザード2には表シナリオ・裏シナリオの2種類が存在している。レオンの表裏、クレアの表裏。そして裏をプレイするためには、別キャラのクリアデータがないといけない。

つまりクレアを動かし尽くすためには、レオンも動かさざるをえないのだ。男性キャラになってしまうのは好ましくない……けれどヒロインに100%なりきるためならば、我慢するとしよう。



元はPSソフト。ゲームアーカイブスのおかげでPS3やPSvitaでもプレイできる。あと古めだがPC版がある。Windows10などの新しいOSでも動作してくれるらしいので、そちらでプレイするのもよい。

というわけで、さようなら~

2016/10/13

【ヒロイン探153】Dead by Daylight

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その153〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
Dead by Daylight(デッド バイ デイライト)

[プレイできる環境]
PC

[どういう感じ?]
4to1(非対称マルチプレイ)アクションゲーム
基本プレイアブルキャラ7人、うち2人がヒロイン



未プレイです。

13日の金曜日、ハロウィン、悪魔のいけにえ……

これらキーワードにピンときた人は、このゲームにもピンとくる。スプラッタホラーを舞台に、4人の生存者になるか、それともたった1人の殺人鬼になるか。

生存者側は2人のヒロインがいる。
一人は〈体育会系のメグ〉と〈ガリ勉のクラウデーテ〉

どちらもゲーム的美人像は控えめ。メグはまさしく体育会系っぽい気の強いイヤーな雰囲気、クラウデーテは垢抜けない黒人。こうした一種のリアルさは毒でもあり薬でもある。美人のゲームは3日で飽きるけど、このDbDは果たして……?

そして現在、DLC第一弾が発売中。なんと生存者側と殺人鬼側に、ヒロインがそれぞれ1人ずつ追加される。大盤振る舞いだー!!

殺人鬼側にやっと現れた紅一点は〈ナース〉血や土埃に汚れた、不衛生なナース服を身にまとった女性。サイレントヒルのバブルヘッドナースを参考にしたらしき雰囲気。この強烈さ、好きな人にはたまらない。ぼくも大好き。

生存者側なら殺人鬼から逃げ、仲間を助けたり見捨てたりして生存を目指す。殺人鬼側なら生存者を追いかけ殺して、ときには待ち伏せたり罠をつかったり狡猾に。

たった二種類のロールプレイ。
けどスプラッタホラーにどっぷり浸れるロールプレイ。



今のところSteamでしか配信されていない。PS4やXBOXone版は未定っぽい。
キャリーみたいな殺人鬼が追加されてほしいな~

というわけで、さようなら~

2016/10/12

【ヒロイン探152】アイデー

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その152〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
Haydee(アイデー)

[プレイできる環境]
PC

[どういう感じ?]
パズル要素のあるTPS
主人公がヒロイン



未プレイです。

おっぱいとお尻のあるPortal

世界観は未来。Portalみたいに恐ろしく清潔感と閉塞感にあふれた施設内を巡り歩く。出て来るロボットや、説明が一切ない点などもPortalチック。

ヒロインは女性型アンドロイド。出るところが出ている豊満な体つきだが顔はもろに非人間。つるりとして、まるでタマゴ。上半身は鉄製かラバー製か分からないボンテージで、下半身はタイツっぽい。

けど、そもそもアンドロイドだ。本当にボンテージやタイツを身に着けているのかハッキリしない。そういうデザインのロボットかもしれない。けど微妙に服のシワが見て取れる。やっぱり着ているのかも。

見た目は奇抜だけど、動きはとても人間らしい。歩き様はなまめかしく、立ったり座ったりする動作はいちいち尻を強調する、プレイヤーに見せつけてくる。

ゲーム内ではいくつかスキンが手に入る。タマゴ顔にもスプリンターセルみたいな暗視ゴーグルや、ガスマスクを装着できる。だからどうしたって話だけど、こういう見た目の変化はやっぱりウキウキする。

けっきょくなんのゲームなんだろう?セックスアピールの激しい女性型アンドロイドになって、パズルを解いていくのが目的なんだろう。

自分みたいな「プレイアブルキャラが女性の形をしているなら何でもいい!」という短絡的な人間のために用意されたゲームかもしれない。
そういう意味では最高だ。シンプルイズベスト。



Steamで配信中。たぶん移植はされないだろうな。

というわけで、さようなら~

2016/10/11

【ヒロイン探151】アンダーテイル

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その151〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
Undertale(アンダーテイル)

[プレイできる環境]
PC

[どういう感じ?]
STG要素のあるターン制RPG
プレイアブルキャラがユニセックス



未プレイです。

現代……の地下に広がるモンスター世界が舞台。田舎と都会が混ざったような不思議でモダンな舞台。軽妙なキャラクター、コミカルなやり取り、基本は明るく、ときおり不気味。

主人公はユニセックス。性別が明確に決まっていない、見た目もあいまいに作られている。男性として動かしてもいいし女性として動かしてもいいし、さらにいえばもっと別の何かとして動かしてもいい。

とにかく主人公に関しては情報がほとんど決められていない。姿のハッキリ分かるグラフィックやセリフも一切ない。裏を返せば、プレイヤー側でいくらでも主人公像を決めることができる。

ロールプレイの極地だ。

ただし主人公には名前が存在している。ゲーム開始時に名前を入力させるけど……ここらへんには複雑な理由があるので割愛。とにかく主人公には名前が存在している。主人公の中で唯一ハッキリした情報。

ゲームのシステムおよびストーリー上、いくつかのロールプレイが実現できる。

なんだけど……実際はストーリーの関係でロールプレイが縛られていると感じる。自分は正直、ロールプレイの自由度という観点でみると、このUndertaleはあまり好きではない。

とはいえ、並のゲームより遥かにロールプレイはしやすいと思う。
なぜってロールプレイに対する配慮の細かやさがずば抜けているから。



今のところPC版のみある。
クラシックスタイルのゲームなので高スペックPCもいらず、プレイ環境は良好。

というわけで、さようなら~

2016/10/09

【ヒロイン探150】ガンバード

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その150〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
ガンバード

[プレイできる環境]
アーケード、PS、PS2、SS

[どういう感じ?]
ドット絵、縦スクロールSTG
プレイアブルキャラ5人、うち2人がヒロイン



未プレイです。

スチームパンクとロボットと魔法少女と。

時代は19世紀、蒸気機関の発達した世界……とは名ばかり。
実際はガンガンにロボットが出てくるトンデモ世界。

2人のヒロインは〈マリオン〉〈ヤンニャン〉

〈マリオン〉は魔女っ子。とんがり帽子をかぶっていないけれど、黒い服と箒がいかにも魔女といったおもむき。お嬢様っぽいツインテールに、勝ち気な顔。性格も声もハキハキしている。主人公っぽさがよい。

もちろんゲームでは魔法を使いまくる。ロボットを魔法でぶち壊す。

<ヤンニャン>はあけすけに言えば女体化孫悟空。赤い中華服に如意棒だしね。お姉さんといった顔つき服もやや露出気味、お色気枠か!?と思いきや言動は無邪気さあふれる。顔と性格の不一致感がたのしいキャラ。

剣状のエネルギーを放ち、期待通りに如意棒を振り回すのがよい。
筋斗雲にのっている姿もSTGでは珍しくて面白い。

STGだけどキャラ間のやり取り、セリフなどが多い。なのでキャラ像が明確だ。これはキャラに惚れたい人にはプラスだけど、キャラになりきりたい人にはマイナスでもある。



元はアーケード。PS2やSSに移植されている。
けれど現行機でプレイできる環境はなし。出会いづらいゲーム。

続編は〈ガンバード2〉
ヤンニャンがリストラされているけどマリオンは続投。

というわけで、さようなら~

2016/10/08

【ヒロイン探149】ディスティニー

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その149〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
Destiny(ディスティニー)

[プレイできる環境]
PS3、PS4

[どういう感じ?]
MMO要素のあるFPS
キャラクリエイトの性別は男女からえらべる



未プレイです。

SF、アクション、人外、よくばりなゲームだ!

世界観ははるか未来。宇宙に進出できるほど高度に発展した文明、それを支える魔法じみた未知の力。スターウォーズを拡大させたかのようなSFファンタジーの雰囲気が、壮大さを匂わせる。

キャラクリエイトはまず3つのクラス、3つの種族をえらぶ。3クラスはそれぞれに軽装、重装、魔法戦士、というイメージがある。能力が違うからプレイ自体に影響するし、クラスが抱えるイメージゆえにロールプレイにも関わってくる。

3つの種族は〈普通の人間〉〈異人のアウォークン〉〈アンドロイドのエクソ〉体格は変わらないが顔の造形が大きくことなっている。アウォークンは青い肌なのでダークエルフのよう、エクソはまさに機械の顔。

キャラクリエイトでは顔、髪型、戦化粧をプリセットから選ぶ形式。いじれる項目は少ないが、種族も込みで考えると、ロールプレイには十二分といえる。

基本はFPSなので銃でガンガン撃ち合う。クラスによっては近接攻撃が豊富だったり、魔法(あるいは超能力)じみた力が使えたり、そういう部分で変化がある。

またスキルによっては使ったときにカメラが引いて、プレイヤーの姿を拝むことができる。なのでFPSとはいえ、がんばってクリエイトしたキャラを眺める機会は多い。それに演出としても楽しくカッコイイ。

しっかりしたSFファンタジーのFPSで、メーレ―アクションも充実。
しかも人外になることができる……
このよくばりな立ち位置がディスティニーの最大の魅力。



日本ではPS3、PS4版のみがプレイできる。海外ではXBOX360、XBOXone版もあるらしい。どっちみちプレイ環境は普通といったところか。

今でも大規模なアップデートや調整が行われている。
今からプレイしてもまだ間に合うかな。

というわけで、さようなら~

2016/10/07

【ヒロイン探148】ベアナックル2

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その148〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
ベアナックルⅡ 死闘への鎮魂歌

[プレイできる環境]
MD、Wii、3DS、XBOX360

[どういう感じ?]
ドット絵、ベルトスクロールアクション
プレイアブルキャラ4人、うち1人がヒロイン



未プレイです。

暴力には暴力で立ち向かえ!!

邪悪なシンジケートが支配する街と、悪に拳で立ち向かう若者たち。街は鮮やかな色調で描かれ、クールな音楽で盛り上がる。スカした空気の中、ただひとつの目的を胸にじっくり進み続けるのは、心地よい孤独感。

ヒロインの名はブレイズ。赤いボディコンが派手な女性。パッケージなどに載ったイラストはリアル調で魅力的とは言い難い。けどゲーム内のイラストはかわいげがあるのでホッとさせられる。

ファイナルファイトと似ているベアナックルⅡおよびベアナックルシリーズ。
けどゲーム全体の雰囲気はずいぶん異なる。

ファイナルファイトはスラム街の汚さを重視した。対してベアナックルシリーズは華やかな街の暗部を描いているといった雰囲気。おなじ現代のリアルな街が舞台とはいえ、これだけで印象がぜんぜん違ってくる。

なにより、ベアナックルシリーズにはヒロインのブレイズがいる。ヒロインになりきって悪漢どもを殴り倒していく快感が味わえるのは、ベアナックルだけ。



今のところWii、XBOX360、そして3DSで配信中。なのでプレイ環境は普通。前作〈ベアナックル 怒りの鉄拳〉および続編〈ベアナックルⅢ〉も似たような状態。ブレイズはシリーズすべてに登場するので、気に入ったらぜんぶあそべ!!

ちなみに〈Street of  Rage Remake〉なるベアナックルのリメイクゲームがある。ファンが非公式にリメイクしちゃったもの。これにもブレイズが登場する。

というわけで、さようなら~

2016/10/05

【ヒロイン探147】ソルト&サンクチュアリ

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その147〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
Salt and Sanctuary
(ソルト アンド サンクチュアリ)

[プレイできる環境]
PC、PS4

[どういう感じ?]
2D、RPG要素のある横スクロールアクション
キャラクリエイトの性別は男女からえらべる



未プレイです。

ダークソウルに恋をした2Dゲーム。

剣と魔法のファンタジーを基本にしつつ、世界を陰鬱にグロテスクに描く。そんな薄暗い世界をちょっとかっこいいアクションで渡り歩くのだ。

キャラクリエイトは髪型や口を覆うスカーフ、出身や職業がえらべる。いじれる項目はちょっと少ないけど、ロールプレイに求められるものは満たしていると思う。

2Dなので動かすキャラも2Dグラフィック。作者の画風がもろに浮き出ている。頭身は高いのだけど顔は奇妙なデフォルメがほどこされ、なんとなく不気味というか、得体が知れないというか……それがまた世界観によく合っている。

よく2D版ダークソウルと言われている。
実際、全体のノリといい、グラフィックの薄暗さといい、そういう雰囲気。

成長はスキルツリーを育てていく形式。よりRPGらしさが強まっている。アクションも縦横無尽で、朧村正のようなスタイリッシュアクションを思い出させる。

2Dゲームでソウルシリーズ並みのロールプレイを楽しむゲーム。
なかなか賢い立ち位置だと思うし、2Dゲーム好きにはありがたい。



PCとPS4で配信中。プレイ環境は良好。

というわけで、さようなら~

2016/10/03

【ヒロイン探146】ドラゴンセイバー

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その146〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
ドラゴンセイバー

[プレイできる環境]
アーケード、Wii、PS3、PSvita、など

[どういう感じ?]
ドット絵、縦スクロールSTG
プレイアブルキャラ2人、うち1人がヒロイン



未プレイです。

剣と魔法とナウシカみたいな巨大昆虫のファンタジー!

魔法で王蟲みたいな虫を燃やし尽くしていくのは、どんな気分だろうか。グラフィックはシンプルながらほどよい書きこみ、全体的に鮮やかで爽やかな。

ヒロインの名はシリア。2P側で使える。エルフの女性。いかにも90年代っぽいカッコだけ鎧を身にまとっていて、シルエットはスマート。クールな雰囲気。

特徴はなんといっても、赤いドラゴンに変身すること。竜人などではなく、正真正銘、ずんぐりむっくりな典型的ドラゴン。別のゲームだと間違いなく敵として出てくる姿。ドラゴンセイバーではそれを動かす。

ドラゴンを動かすのは、戦闘機や人型自機とはちがって独特の勇ましさがある。ファンタジーらしさも一塩だ。なにより、ドラゴン姿のヒロインというフェチズムがまたよい。

単なるビジュアルの面白さ、それに加えてヒロインの設定の面白さ。
どっしり安定したゲーム性の中に個性と性癖がきらり輝く。



元はアーケード。アーケード版はWiiで配信中。
アーケードがPSに移植されたナムコミュージアム版がPS3やPSvitaであそべる。

というわけで、さようなら~

2016/10/02

【ヒロイン探145】ニンジャウォーリアーズ

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その145〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
ニンジャウォーリアーズ

[プレイできる環境]
アーケード、PCエンジン、Wii、など

[どういう感じ?]
ドット絵、横スクロールアクション
プレイアブルキャラ2人、うち1人がヒロイン



現代のアメリカに現れたニンジャ!!

クナイでアーミーを斬り殺し、戦車を飛び越え、敵のニンジャを返り討ち。一見ムチャクチャ。けれど硬質なグラフィックとダンスミュージック的な音楽があわさって、なんだかカッコよく真面目に思えてくる不思議。

ヒロインの名はクノイチ。全身まっかっかの忍者装束に、輝くような金髪のポニーテールがきらり。二刀のクナイを握りしめて、ただひたすらにどしどし歩く様は、正直いって男性キャラかと見まごうほどに勇ましい。

クノイチは人間ではなくニンジャ型のロボット。敵の攻撃を受けるにつれて装束や装甲が破け、中身の機械が見えていく。それでやっとクノイチの正体に気づく。

ニンジャの……ロボット!しかも女性型!!濃い、濃すぎる。しかもゲーム中のクノイチは女性らしい仕草はいっさい見せてくれない。けれど、その無骨さこそが、なにか計り知れない色気を感じさせる。

ちなみにニンジャウォーリアーズ、1Pか2Pかでプレイアブルキャラが異なる。1Pだとクノイチ。1P側が女性キャラに設定されているアーケードゲームは珍しい。

あとゲームをクリアすると自爆して死にます。
ヒロイン死亡がいやな人は……ごめんね!



元はアーケードゲーム。PCエンジンに移植され、そのPCエンジン版がWiiのバーチャルコンソールで配信中。つまり、原点たるアーケード版のプレイ環境は悪い。

というわけで、さようなら~

2016/09/30

【ヒロイン探144】夜廻

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その144〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
夜廻(よまわり)

[プレイできる環境]
PSvita

[どういう感じ?]
2D、俯瞰視点のホラーアドベンチャー
主人公がヒロイン



未プレイです。

ぼんやり光る街灯の下に、ときおり見える謎の人影……

世界観は現代の日本。舞台は都会というよりはやや田舎、下町。夜のとばりに覆われた古い街並み。そこには様々なものが潜んでいる。

ヒロインは〈少女〉と呼ばれており、明確な名前はない。2頭身のかわいらしいグラフィック、抽象的な顔の描き方。そしてテキストは少なく、ボイスはない。とても没入しやすいキャラとなっている。

この夜廻にはフリーのホラーゲームゲームに通じる雰囲気がある。一見するとキャッチ―でかわいらしいグラフィックだけど、怖がらせる演出やグロテスクな演出を欲張りなほど取り入れている点だ。

もちろんゲーム全体のクオリティは商業作品にふさわしいクオリティ。いわば超豪華なフリーホラゲーとでもいえばよいだろう。そういうほっとできる安っぽさと、うっとりできる贅沢さの両立が魅力的。

何度も街を探索して鍵となるアイテムを探していく、シンプルなゲーム性。シンプルなのでハマれば何度でもあそべる。何度でも〈少女〉になりきって、夜の街をさまよい歩こう。シンプルイズベスト。



今のところ、PSvitaでのみ発売配信されている。プレイ環境は普通。
続編などの情報はない。

というわけで、さようなら~

2016/09/29

【ヒロイン探143】ショックトルーパーズ2

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その143〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
ショックトルーパーズ セカンドスカッド

[プレイできる環境]
アーケード、PC、Wii

[どういう感じ?]
ドット絵、俯瞰視点アクションSTG
プレイアブルキャラ4人、うち2人がヒロイン



未プレイです。

架空の現代、架空の戦争、架空の企業……泥にまみれて硝煙の臭いさえただよってきそうな設定のもと、銃や戦車をおともに戦場を駆け抜ける。

2人のヒロインは〈エンジェル〉〈ルル〉

〈エンジェル〉はフランス人の女性。ナイスなプロポーション、タンクトップ一枚の女傑。顔つきはりりしく、言葉遣いも荒め。まさに定番の戦う女戦士。定番なので飽きない雰囲気がある。

〈ルル〉は日系のボーイッシュな女性。真っ赤なジャケットが彼女の活発さをより際立たせている。設定上は19才と、大学生くらい。若い子がデカい銃もって暴れ回るって、それだけでフェチい。

ショックトルーパーズ2と同じミリタリーものにメタルスラッグがある。
違いは、こっちはゲームが俯瞰視点で、グラフィックがポップであること。

もちろん雰囲気はおおきく異なっている。メタルスラッグの重厚さは魅力的だが、こちらのもうちょっと毒気を抜いた感じも悪くない。



もとはアーケードゲームながら、あまり有名ではない。なので稼働しているゲームセンターは多くない。とはいえ、今はWiiとPCで配信中。おかげでプレイ環境に悩むことがないのは良いことだ。

というわけで、さようなら~

2016/09/28

【ヒロイン探142】ゾンビヴァイキングス

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その142〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
Zombie Vikings(ゾンビヴァイキングス)

[プレイできる環境]
PC、PS4

[どういう感じ?]
2D、ベルトスクロールアクション
基本プレイアブルキャラ4人、うち2人がヒロイン



未プレイです。

4人のプレイアブルキャラはみなゾンビ!!

北欧神話をベースに、ヴァイキング、ロキとその邪悪な手下たち、荒っぽい世界を描く。グラフィックはカラフルだが重厚な色調。そしてキャラたちのかけあいは徹底してコミカル。

2人のヒロインは〈カカー〉〈ガンボーグ〉

〈カカー〉は両手を翼にできるハーピィのようなゾンビ。細身がキュート……?
ゾンビなうえに人の形すらしていないとは、かなりアクが強い。

〈ガンボーグ〉は逆三角形の体格がみごとなゾンビ。
デカいうえに容赦ない筋肉質。ハッキリいって気味わるい。

ふたりとも体はくすんだ緑色だし、目はギョロギョロしているし、体にいたっては人間ではない。これは正直いってどうなんだ!?

しかし考えてみると、こんなヘンテコなヒロインが動かせるゲームはめったにない。ゾンビと戦ったり、ゾンビ娘と恋愛をするゲームはすでにある。けどゾンビ娘を動かすゲームはほとんどない。

ニッチすぎる。だからこそ惹かれるものがある。



PCとPS4であそべるので、プレイ環境は良好。DLCで2体の追加キャラがいるけど、どちらも男性キャラ。ゲーム自体に惚れてしまったなら買おう。

というわけで、さようなら~

2016/09/27

【ヒロイン探141】スーパータイムフォース

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その141〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
Super Time Force
(スーパータイムフォース)

[プレイできる環境]
PC、PS4、PSvita

[どういう感じ?]
ドット絵、横スクロールアクションSTG
基本プレイアブルキャラ3人、うち1人がヒロイン
ゲームを進めるにつれてプレイアブルキャラが増える



未プレイです。

基本の世界は近未来。タイムトラベルでちょっと昔の198X年から遥か未来の3000年、過去にいたっては紀元前まで、縦横無尽に飛びまくる!

ヒロインの名はエイミー。スポーティな軍服姿で、スナイパーライフル持ち。ボイスはあるけど操作時に発するかけ声くらい。キャラクターは妄想しやすい。

カートゥーン調の激ゆるデザインを基準にしつつ、そのうえシンプルなドット絵に落とし込んでいる。なのでゲーム中のグラフィックはかなりゆるい雰囲気。

一部のエフェクトは落書きなんだか本気なんだかわからないほど簡素。それでも派手な演出や一部のしっかりしたグラフィックと相まって、気にならないし気にさせない勢いがある。

最初から動かせるヒロインはエイミーだけ。ゲームを進めていくと増える。それでも女性プレイアブルキャラの数は少なめかな。ともかくカートゥーン調の雰囲気を受け入れられるなら問題ない。



PCやPS4、PSvitaで配信されているのでプレイ環境は良好。ただしPC版とPS機種では、プレイアブルキャラが数人ほど異なっている。PC版専用キャラの中には女性キャラが含まれている点に注意したい。

というわけで、さようなら~

2016/09/26

【ヒロイン探140】奇々怪界 謎の黒マント

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その140〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
奇々怪界 謎の黒マント

[プレイできる環境]
SFC

[どういう感じ?]
ドット絵、自由スクロールアクションSTG
プレイアブルキャラ2人、うち1人がヒロイン



未プレイです。

いつの時代かしれぬ日本が舞台。ほがらかに描かれた妖怪たち。
親しみやすいドット絵とBGM。なんちゃって和風が心地よい。

ヒロインの名は小夜ちゃん。

ローポニーテールに正統派の巫女服。ゲーム中のドット絵は低頭身でキュートだ。ぴょこぴょこ歩き回り、ズザーッと勢いよくスライディングしたり、お札を投げまくり、大幣(おおぬさ)を振り回す。

絵に描いたような戦う巫女。見た目は幼めだけれども、言動はしっかりして嫌味がなく、主人公にふさわしい。このあらゆる点での正統派っぽさが最大の魅力。

ゲーム全体の雰囲気のなんちゃって和風もよい。濃すぎない、薄すぎない。さっとゲーム世界に没入してさっと味わっていくには絶好の味付けだ。けっきょく、こういうオーソドックスな雰囲気がいちばん入り浸りやすいのだ。



続編は〈奇々怪界 月夜草子〉

黒マントはアーケード感覚のゲームだったが、月夜草子ではより家庭用っぽく、探索やアドベンチャーの趣が強くなっている。とはいえ根元の雰囲気はかわらず、ヒロインも小夜ちゃん。

今のところ、このSFC奇々怪界二部作は移植されていない。
バーチャルコンソールにでも来てくれればよいのだけれど……

そういえば開発元のナツメは、二部作の同時期に作ったワイルドガンズというゲームをリメイク中だ。もしかしたら、奇々怪界のことも思い出してくれるかも……?

というわけで、さようなら~

2016/09/25

【ヒロイン探139】わくわく7

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その139〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
わくわく7

[プレイできる環境]
アーケード、PS2、Wii

[どういう感じ?]
ドット絵、対戦格闘ゲーム
プレイアブルキャラ7人、うち3人がヒロイン



未プレイです。

世界観は現代。ポップで鮮やかな。登場キャラみんな暗さを匂わせないギャグマンガっぽさ。グラフィックはアニメ調で軽やかでありつつ、ドキッとするようなアニメーション枚数で飽きさせない。とにかく元気になるゲーム。

3人のヒロインは〈牧原アリーナ〉〈ティセ・ロンブローゾ〉〈まるるん〉

〈牧原アリーナ〉はスポーティな中学生。青いレオタードの出で立ちが健康的。
3ヒロイン中でもっともオーソドックス。走るフォームがむちゃキレイ。

〈ティセ・ロンブローゾ〉はオートマタの少女。ちっこい。メイド服にぱっつん髪で、しかも目隠れで、そのうえ浮遊している!属性が濃すぎる。オートマタらしく腕を変形させたり電撃を出したりする。

〈まるるん〉正しくはヒロインではなく着ぐるみみたいな巨大な獣。けど背中に常に六条麦という小学生の女の子をつれている。まるでその女の子が着ぐるみを操作している感さえあり、それがまたツボを突く。

3ヒロインどれもが濃い。しかもキャラそれぞれにサブ・モブっぽさがない。王道ヒロインのアリーナ、ゆる系4コマに出てきそうなティセ、ジブリアニメで主役を張ってそうなまるるんと麦。

それに、こんなに底抜けに明るい格ゲーは珍しいっす。
この格ゲーの場合、全年齢向けと呼ぶのは最高の褒め言葉だろう。



元はアーケードだけど、マイナー作品なので見かけることは少ないかも。
今のところWiiのバーチャルコンソールで配信されている。触るならこれかな。

というわけで、さようなら~

2016/09/23

【ヒロイン探138】ウィング オブ ヴィ

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その138〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
Wings of Vi(ウィング オブ ヴィ)

[プレイできる環境]
PC(Steam)

[どういう感じ?]
ドット絵、横スクロール探索アクション(メトロイドヴァニア)
主人公がヒロイン



未プレイです。

舞台は天界だったり魔界だったり。ギリシャ神話的な舞台かと思えば機械が出てきたり。かわいらしくポップな雰囲気がありつつ、生々しい敵が立ちはだかる。そういうゴチャゴチャ感が、インディーズっぽくて味わいぶかい。

ヒロインの名はヴィ。青とグレーの混じったショートヘアに、青白い肌。布みたいな衣を身にまとった、真っ白い翼をもつ天使。

ゲーム中のグラフィックでは足が長くかなりのモデル体型。ドット絵でデフォルメを効かせつつ、この美スタイルを表現できているのは面白い。

ゲーム性はメトロイドヴァニアに近い。ステージがすすめば成長し動きが増える。マップを探索すれば武器やコスチュームが増える。成長要素が没入感に一役買う。

この手のクラシカルスタイルなゲームには珍しく、ヒロインのコスチュームを幅広くカスタマイズできる。メガネ装着、肌色変更、ペットを連れ歩く、そもそも別キャラになる……など。

ヴィを好きな見た目にできれば、さらなる没入感。
なりきるやる気も上がるってもんだ。



今のところSteamでしか配信されていない。日本語サポートなし。
2DゲームなのでPCのスペックが高くなくてもプレイできるのが良いところ。

というわけで、さようなら~

2016/09/22

【ヒロイン探137】ファイナルファンタジーX2

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その137〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
ファイナルファンタジーX-2(テンツー)

[プレイできる環境]
PC、PS3、PS4、PSvita

[どういう感じ?]
リアルタイム制RPG
主人公がヒロイン



未プレイです。

世界観はFFシリーズ特有の異世界ファンタジー。魔法と機械の混在した、時代も文明もハッキリしていない雰囲気。それが鮮やかに華やかに描かれる。

ヒロインの名はユウナ。茶髪のショートヘア、露出度は高いが健康的でもある服装。ショートパンツにスカートみたいな装飾が面白い。ボイスは大人しめだけど演技や動きはハツラツとしている。

このFFX2で注目したいのはドレスアップというシステム。
つまり着替え。通常パートでも戦闘パートでも着替えることができる。

着替えるとキャラの性能が変わる。ドラクエでいう職業、FFシリーズでいうジョブ、それを着替えというモチーフで表現する妙。主人公がヒロインなので単純に着せ替えの楽しさがあり、変身魔法少女的ロールプレイも想像させる。

ひとつ注意点として、このFFX2はファイナルファンタジーXの続編にあたるゲーム。そしてヒロインのユウナには、FFXではパートナーの男性キャラがいる。FFX2ではその男性キャラはいないが、それでも慕い続けている。

彼氏持ちの女なんて動かせるか!!という人にはできないゲーム。それとも、彼氏持ちのヒロインだからこそ、動かしてなりきるに値するかも?乙女になりきるのも、ときにはよいかもね。



今のところ〈ファイナルファンタジーX-2 HDリマスター〉が発売・配信されている。PCやPS4などの現世代機でプレイできるので、買うならこれ。

前作にあたる〈ファイナルファンタジーX〉はユウナも出てくるけど主人公じゃない。主人公はティーダという男性。ユウナというキャラクターそのものに興味が出たなら触ってみてもいい。

というわけで、さようなら~。

2016/09/21

【ヒロイン探136】ブレイズオブタイム

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その136〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
Blades of Time(ブレイズ オブ タイム)

[プレイできる環境]
PC、XBOX360、PS3

[どういう感じ?]
スタイリッシュアクション
主人公がヒロイン



未プレイです。

世界観はファンタジーがベースだけど、銃や空飛ぶ戦艦のようなトンデモ科学技術も出てくる。SFファンタジー。舞台は廃墟や遺跡が多く、全体的に荒涼とした雰囲気につつまれている。

ヒロインの名はアユミ。名前は日本人っぽいけどコーカソイド系、髪もブロンドの長いツインテール。ビキニのようなトップスとショートパンツは、露出の多いミリタリー風といった手触り。

ゲーム中の顔グラは美人だけど洋ゲー色がやや強い。基本は二振りの剣で踊るように戦う。場面によっては巨大なライフルや、もっとバカでかい銃を使うことも。

走るモーションは妙に姿勢がよすぎてちょっとダサイ。
けど瞬間移動のような動きができて、それはカッコいい。

ボイスあり。可もなく不可もなく。

女性主人公のスタイリッシュアクションがしたーい!
けどベヨネッタみたいな癖が強すぎるのは勘弁……という人にはオススメかも?



前作は〈Xブレード〉なんだけど……雰囲気がかなり違う。このXブレードではヒロインがアニメ調のグラフィックで描かれている。見た目はまるで別のゲーム。

このシリーズ、今のところリメイクや新作の予定はなし。

というわけで、さようなら~

2016/09/20

【ヒロイン探135】世界樹の迷宮シリーズ

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その135〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
世界樹の迷宮シリーズ

[プレイできる環境]
DS、3DS

[どういう感じ?]
ターンベースの3DダンジョンRPG(ウィザードリィ式RPG)
主人公をヒロインにしようと思えばできる



世界観は剣と魔法のファンタジー。舞台はダンジョンという狭い空間だが、自然豊かな雰囲気とかわいらしいキャラクターが、空気を軽やかにしている。

実のところ、世界樹シリーズの主人公は固定されている。街でギルドを作ってパーティを募り、そのパーティでダンジョンを攻略していく……ということは主人公はそのギルド管理者であり、いわばプレイヤー自身になってしまう。

これではヒロインになることができない!!

しかし!!

ゲーム中で「あなたはギルド管理者ですよ」とハッキリ書かれることはない。なので「わたしはとあるギルドに所属している冒険者」というロールプレイはできないこともない。うれしい。

特に、ギルドに所属させるパーティをただひとりに固定すれば、そのロールプレイがしやすくなる……ただしこのゲーム、パーティひとりで攻略することは想定されていない難易度だ。縛りプレイであり、修羅の道。

まっ、そういうプレイの仕方も許されているゲームなのさ。
ということで今回は世界樹シリーズをとりあげてみた。



最新作は〈世界樹の迷宮V 長き神話の果て〉この最新作でもパーティひとりにして冒険者ロールプレイができる。3DSで体験版も配信中なので、気になったらすぐに触ってみることができる。

というわけで、さようなら~

2016/09/19

【ヒロイン探134】インファマス ファーストライト

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その134〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
inFAMOUS First Light(インファマス ファーストライト)

[プレイできる環境]
PS4

[どういう感じ?]
オープンワールド、パルクール要素のあるアクションゲーム
主人公がヒロイン



未プレイです。

世界観は現代のアメリカ。頽廃した街。悪党と警察。そんな街を特殊な能力をもった主人公で走り回り、ビルの谷間を飛び回り、ときには思う存分に戦うのだ!!

ヒロインの名はフェッチ。深い紫色のベリーショート、後ろで小さくまとめている。同じく深い紫色のパーカーに白いアンダーウェア、ジーンズカラーのショートパンツ。鼻や耳にピアスをしている。

これは基本の服装。場面によってはもっとゆったりした服装にかわる。どちらにしろ現代的で、また若々しいギラつきが感じられる。日本人目線でみるとワルって雰囲気だけど、ハキハキしてやさしさもある〈普通の〉女の子。

フェッチが使う超能力は、体をネオンにする能力。ネオン光みたいに輝いて超高速で疾走する。ネオン光を弾丸みたいに飛ばして銃撃戦をする。ネオン光を壁に焼き付けてグラフィティを描く、などなど。

超能力を手にしてしまったヤンチャな現代っ子……
この設定に没入できることがファーストライトの魅力だろう。

それにオープンワールドなので、超能力を駆使して街を心いくまで飛び回れる。超能力ありきのオープンワールドは何作かあるが、女性主人公モノは数が限られてくる。その点でファーストライトは貴重。



今作は〈inFAMOUS Second Son〉というゲームのDLC要素。しかしセカンドサンを買わずとも、このDLC単体をダウンロードしてプレイできる。すばらしい。

ちなみにセカンドサンの主人公は男性。フェッチを動かすだけが目当てなら無視してよい。ストーリーなどを深く知りたいなら手を出してみる?

というわけで、さようなら~

2016/09/17

【ヒロイン探133】デススマイルズ

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その133〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
デススマイルズ

[プレイできる環境]
アーケード、XBOX360、スマホ、PC

[どういう感じ?]
2D、横スクロールSTG
プレイアブルキャラ基本4人、うち1人がヒロイン



世界観は中世ファンタジー。オークやらドラゴンやらおなじみのモンスター。沼地や墓場などツボをついたおどろおどろしいステージ。コミカルだけど不気味。

プレイアブルキャラは4人。みんなに共通しているのは生身で空を飛んでいること、ゴスロリ風のファッションであること、幼いこと(平均14才)。

空を飛ぶ姿はドラゴンボールのようなバンザイ式ではなく、なんとなーく空中にフワッと浮いている直立式。しかもゲームは横スクロールなので、そのパっとしない姿を横ざまに見続けることになる。正直いってカッコわるい。

小学生くらいのゴスロリファッション女の子を動かせるSTGはそうそうない。そんな女の子たちが魔法の弾をぶちまけながらファンタジー生物たちを木っ端みじんに吹き飛ばしていく屈折した感じ……

4人のバリエーションは清純、生意気、おとなしめのメガネ、お姉さん系。
属性は一通りそろっているので好みを見つけやすい。

ちなみにお姉さん系は最年長で17才。高校生……どころかキャラデザでは20才すら越えた大人に見える。まあ、そういう雰囲気のキャラも動かせるってことで。



基本はアーケード版。移植にXBOX360版、PC版、スマホ版がある。
どれを買えばいいか分からない場合はPC版が適当なところ。

ところで、このデススマイルズに登場するヒロインのひとりが、別のゲームに出張することが決まった。〈ダライアスバースト クロニクルセイバーズ〉のDLCだ。好きな人はこのDBCSも要チェック。

というわけで、さようなら~

2016/09/16

【ヒロイン探132】デスピリア

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その132〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
デスピリア

[プレイできる環境]
ドリームキャスト

[どういう感じ?]
RPG要素のあるアドベンチャー
主人公がヒロイン



未プレイです。

世界観は近未来。サイキックでグロテスク。雰囲気の基盤となっているのはサイバーパンクでありつつ、生物工学にも踏みこんでいるのでバイオパンクとも。陰鬱であり、生々しい。

ヒロインの名はアルーア。幼い顔立ち。ショートの金髪、オレンジと黒のボディスーツ。3Dモデルはかなりマネキンっぽく、不気味だ。しかしその不気味さはゲームの不穏な気配と相性バツグン、不思議と気にならない。

アルーアの1人称視点で進む。ポイントクリックでマップを移動したり、人の心を読み取ったり、それなりのアクションができる。しかも独白テキストがとても多いので常に彼女を動かしなりきっている感覚が味わえる。

戦いはターン制コマンドバトル。直に殴り合うのではなく、精神で戦い合う。
これもまた奇妙な雰囲気だ。精神を削り合うなんて……

とにかくアルーアといい、ゲーム自体といい、常に重苦しさに満ちている。同人・インディーズゲームに近いアングラ感。そうしたアングラ感と、それを潜り抜けていくヒロインへの没入を求めるなら、アリ。



今のところドリームキャストでしか発売されていない。移植はリメイク作品、そして続編や関連作品もない。そもそもドリームキャスト自体が今では貴重なゲーム機だ。プレイ環境は悪い。

というわけで、さようなら~

2016/09/15

【ヒロイン探131】デュープリズム

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その131〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
デュープリズム

[プレイできる環境]
PS、PS3、PSP

[どういう感じ?]
俯瞰視点、アクション要素のあるRPG
プレイアブルキャラ2人、うち1人がヒロイン



未プレイです。

世界観は創作ファンタジー。かわいくコミカルなグラフィック。
ゲームの雰囲気はときにシリアス、ときになごやか。

ヒロインの名はミント。サンゴ色のツインテール。瑠璃色の一張羅。イラストではマンガっぽいかわいめのキャラデザ。ゲーム内では低頭身でさらにかわいさが増している。性格はサバサバしているかな?

ポリゴンは簡素だが、モーションがしっかり作られていて、ゲーム中で動き回る姿は違和感なし。そしてミントがよろこんで飛び跳ねるモーションは、こっちまでよろこびが伝わってくるよう。

使っている武器が面白い。二組の巨大リング。チャクラムともいう。メインのキャラクターでチャクラム使いってのは珍しい。そのうえ魔法を使う。魔法は種類多め。個性的だが、刺さる人には刺さる戦い方。

ボイスなし、セリフあり。上に書いた通り個性のあるキャラなので、なりきりはしづらい。しかしアクションが豊富なので、動かしている楽しみがある。



やや古いゲームだが、ゲームアーカイブスで配信中。PS3とPSPならプレイすることができる。プレイ環境は普通。続編など関連作品は今のところなし。

というわけで、さようなら~

2016/09/14

【ヒロイン探130】地球防衛軍4.1

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その130〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
地球防衛軍4.1

[プレイできる環境]
PC、PS4

[どういう感じ?]
アクション要素のあるTPS
プレイアブルキャラ4人、うち1人がヒロイン



世界観は近未来の日本。円盤にのった異星人が地球に侵略!!対するは地球防衛軍、通称EDF!!ミリタリーな武器、あるいはSFチックなビーム、あるいは奇想天外な武器をかついで異星人を殲滅しろ!!

ヒロインはウィングダイバーという兵科。銀のゴーグル型ヘルメット、銀の露出多めボディアーマー、銀のジェットパック……とにかく銀の装甲で統一されている。とはいえアーマーの色は変更できる。

素顔を見ることはできないが、口元だけは確かめられる。赤すぎるリップのせいか熟女なのだろうかと思わせる。ボイスは数種類用意されていて、若い声から勇ましい声まで。なのでけっきょく年齢は分からない。

過去作の地球防衛軍2では〈ペイルウィング〉という名前で登場していた。
それが今回は大幅にデザインが変わっている。

以前は戦隊モノらしさ・オモチャらしさがあり、そのぶん若々しい印象もあった。このEDF4.1ではSFらしさ・大人びた印象が強い。大きなちがいだ。ペイルウィングを期待しているとちょっとガッカリしちゃう。

まっ、ウィングダイバーはウィングダイバーでカッコいい。熟れた感じがまたよい。それにEDF4.1の4兵科中で、唯一のヒロインだし。動かさない手はない。キャラの背景がないのでなりきりしやすいのもグッド。



このEDF4.1は前作にあたる〈地球防衛軍4〉の大規模アップデート版みたいな存在だ。プレイ感覚自体はEDF4も変わらないけれど……マニアでもない限りはEDF4.1をプレイするのが吉。

ところで地球防衛軍シリーズ、最新作〈地球防衛軍5〉が発表になった。発売予定は2017年らしい。すでにウィングダイバーの登場が確定している。ありがたい。

というわけで、さようなら~

2016/09/12

【ヒロイン探129】ブレイブキャラバン

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その129〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
ブレイブキャラバン

[プレイできる環境]
iOS、Android

[どういう感じ?]
2D、ハック&スラッシュ要素のあるラン&ジャンプゲーム
主人公がヒロイン



世界観は剣と魔法のファンタジー、ドット絵風のクラシカルかつ和やかなグラフィックで描かれた世界を走り抜けて、立ちふさがるものすべて切り伏せろ!

ヒロインの名はグリンデ。青いチュニックに深紅の幅広マント、腕や脚にはゴリッとした防具。ボブカットの金髪の上にちょこんと小さい王冠が愛らしい。

キャラデザでは幼い雰囲気があるが、セリフや態度、動きはしっかり戦う女性。ゲーム中ではちょこなんとした可愛いドット絵で走り、得物を振り回す。

このゲームは厳密にはプレイアブルキャラはえらべるのだけど、最初に触ることになるのがグリンデだし、ストーリーにおいても主人公として描かれているので、やはり実際は彼女がヒロインとみるべきだろう。

グリンデは剣を使う設定で、またキャラ性能でも剣が優遇されている。けどゲーム中では剣以外も持つことができる。アクションが変わるわけではないけれど、ロールプレイや気分におうじて槍や大槌を愛用するのもあり。

また、これはラン&ジャンプなので基本は走り続けるだけ。ところがジャンプの部分が、このゲームでは盾でガードに変わっている。

盾でのカウンターと攻撃をリズムよく繰り返す。これのおかげで他のラン&ジャンプよりもアクション性が増していて、キャラを動かし一体化している感もグッと高まっている。ロールプレイもしやすい。



iOS版、Android版ともに配信中。最近出たばかりのアプリなのでアップデートも積極的。今からあそんでも新鮮さはたっぷり残っている。

というわけで、さようなら~

2016/09/11

【ヒロイン探128】スーパープリンセスピーチ

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その128〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
スーパープリンセスピーチ

[プレイできる環境]
DS、3DS

[どういう感じ?]
ドット絵、横スクロールアクション
主人公がヒロイン



未プレイです。

世界観はマリオ……としか言いようがない。
いつも通りの超ポップで華やかな世界を走り回る。

ヒロインの名はピーチ姫。ブロンドの長髪にピンクのドレス。キャラデザは近年のマリオシリーズと同じ雰囲気。限りなく乙女チックな雰囲気がかもし出されつつ、ギリギリで男性向けの匂いも忘れていない絶妙なデザイン。

なんといってもピーチ姫を動かせるのがポイント。スーパーマリオUSAでも動かせるけど、あっちではマリオたちと共通のアクション。スマブラでも動かせるけど、こっちでは対戦がメイン。

スーパープリンセスピーチで動かせるピーチ姫は、横スクロールアクション然とした豊富なアクションが魅力。歩く、傘で、ジャンプする、笑う、怒る、泣く……これらをプレイヤー独り占めだ!!

DSソフトなので、上画面がゲーム画面、下画面がピーチの気分を表示した画面。下画面ではピーチの立ち姿とアニメーションが見られる。ピーチ姫の喜怒哀楽を思う存分に鑑賞できるなんて……

結論、スーパープリンセスピーチは、まさしくピーチ姫ファンのためのゲームだ。ピーチ姫のファンなんているの?いるんです。けっこういるんです。伊達にマリオシリーズのヒロインはやってませんよ。



DS版のみ発売。DSソフトなので3DSでもプレイでき、プレイ環境は普通。

というわけで、さようなら~

2016/09/10

【ヒロイン探127】帽子世界

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その127〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
帽子世界

[プレイできる環境]
PC

[どういう感じ?]
フリーゲーム、2Dのターン制RPG
プレイアブルキャラ6人、全員ヒロイン



どことも知れない無数の異世界が舞台。おだやかなデザインで描かれた様々な世界、ときには建物の中、ときには平原。不思議なモンスター、落ち着いたストーリー。

6人のヒロインたちはそれぞれに個性的。無数の異世界があるという設定通り、ヒロインたちも服装は一貫しておらず、騎士のような子がいればナースみたいな子、和装の子もいる。

制作者のキャラデザの癖かどうか、ヒロインすべて凛々しく、どことなく達観した雰囲気がある。服装こそファンシーだが、戦う女性にふさわしい強さがにじみ出ている。

6人とも初期性能にちがいはあるが、ゲームのシステム上いくらでも自由に育てられる。剣士にだって魔法使いにだってなれる。そうした育成の幅広さはロマサガシリーズを彷彿とさせる。



今作はフリーゲーム。制作者がグラフィックからUIに至るまで多くを自作したらしい。フリーゲームの常連であるRPGツクールみたいな雰囲気はいっさいなく、独特。

その独特さを受け入れられるかどうかが肝。
キャラデザにしろ、UIにしろ。

というわけで、さようなら~

2016/09/09

【ヒロイン探126】ヨトゥン

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その126〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
Jotun: Valhalla Edition
(ヨトゥン:ヴァルハラ版)

[プレイできる環境]
PC、PS4

[どういう感じ?]
2D、俯瞰視点アクションゲーム
主人公がヒロイン



未プレイです。

世界観は北欧ファンタジー、おだやかだけど鮮やかなグラフィックで描かれた世界。とてもなく広大で、雄大で、どこか寒々しい。コミカルだけどシリアス。

ヒロインの名はトーラ、赤毛のふと長い三つ編み、角の生えた兜にグレーのローブ。カートゥーン調で描かれているにしても、かなりガッチリした太ましい外見をしている。けれど愛したくなる芋臭さだ。

アクションでは身の丈もある斧を振り回し、ローリングしたり。ゲーム画面がかなり引くシーンが多いため、アクションはチョロチョロとしか拝めないのはちょっと残念。ボイスあり、古語っぽい激しい訛りがカッコよい。

北欧テイストの女性キャラといえばヴァルキリープロファイルのヒロインたちが有名だ。あれらに比べるとトーラは煌びやかさ・美しさで劣るかもしれない。しかし北欧の土着らしさ・無骨さを味わうならトーラがよい。



日本ではPC版、PS4版がプレイできる。海外ではWiiU版、XBOXone版が配信されているみたいだけど……日本では未配信。いずれ来るかも?

ところでタイトルの〈ヴァルハラ版〉ってどういう意味なんだろう。
別のバージョンも用意されているということなんだろうか……

というわけで、さようなら~

2016/09/08

【ヒロイン探125】ソードオブソダン

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その125〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
ソードオブソダン

[プレイできる環境]
amiga、メガドライブ

[どういう感じ?]
ドット絵、横スクロールアクション
プレイアブルキャラ2人、うち1人がヒロイン



未プレイです。

舞台はゴリゴリの中世風世界、野原に墓場にお城。悪魔や魔術師は出てくるけど、派手な魔法はなく。泥と血の香りが臭ってきそうな剣と剣のぶつかりあいがメイン。荒涼として殺伐。

ヒロインの名はシャルダン。ウェーブのかかった金髪の白人。鉛色のビキニアーマーに、幅広の無骨な直剣。顔はかなり濃厚な洋ゲーフェイス。

メガドライブ版ではビキニアーマーではなく、鉛色のローブを身に着けている。ローブのシルエットがだらしなく、洋ゲーフェイスと合わさってかなり芋臭い。

正直いって魅力的なキャラではないし、ゲームのグラフィックもちょっと苦々しい。けれどプレイアブルキャラを選べるようにしている配慮は、しっかりと褒めたい。選択肢があるというのは幸せなことだ。



日本ではメガドライブ版が知られているけど、これはアミガ版が移植されたもの。とはいえ、どちらのバージョンにしろシャルダンの雰囲気はほぼ変わりない。衣装が違うだけ。

あるいはその衣装のちがいを求めてアミガ版を探してみたり……
プレイ動画を覗いてみたりするのも悪くないかもしれない。

というわけで、さようなら~

2016/09/07

【ヒロイン探124】アサクリ3 レディリバティ

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その124〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
Assassin's Creed 3 Lady Liberty
(アサシンクリード3 レディ リバティ)

[プレイできる環境]
PC、XBOX360、PS3、PSvita

[どういう感じ?]
ステルスアクションゲーム
主人公がヒロイン



未プレイです。

近未来、先祖の記憶を追体験できる装置で過去へとぶ。舞台は18世紀アメリカ独立戦争、中世の残り香と迫りつつある近世の気配。重くシリアス。

ヒロインの名はアヴリーン。白人と黒人のハーフ。たしかに顔グラには、黒人の趣がある。洋ゲー的なキツさは薄めで受け入れやすいほうだと思う。

ゲーム中では主に3つの衣装がある。がっしりしたアサシン衣装、華やかなドレス、こざっぱりした奴隷衣装。それぞれに性能や役割がちがうので、好きな衣装で好きなだけプレイできないのが辛いところか。

このレディリバティの魅力はなんといっても、アサシンクリードシリーズ初の女性主人公だったというところ。アサクリ特有の軽やかなステルス、街のいたるところを駆け巡れるパルクール。これが女性の姿で味わえる。

アサクリシリーズは面白そうだけど、男を動かすのは気がすすまないな~……
という人にとってレディリバティは待ってましたの逸品だ。



アサクリシリーズ最新作は〈アサシンクリード シンジケート〉これはアサクリ初、プレイアブルキャラを男女からえらべるゲーム。プレイアブルキャラを選択できるようにしてくれたことには感謝してもしきれない。

なお、レディリバティに関しては、PSvita版以外をプレイするのがよい。PSvita版がオリジナル版で、それ以降はリメイク版といってよい。さまざまな改善がある。

というわけで、さようなら~

2016/09/06

【ヒロイン探123】モンスターハンターX

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その123〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
モンスターハンターX(クロス)

[プレイできる環境]
3DS

[どういう感じ?]
RPG要素のあるアクションゲーム(狩りゲー)
キャラクリエイトで性別を男女からえらべる



世界観は中世と古代の混合世界……つまりモンハンワールド。
いつものなんちゃって古代風味。

キャラクリエイトはインナー、肌色や瞳の色、顔の形、化粧、声などを選べる。

顔の形のパターンは普通。MH3Gよりさらに原始人っぽさが薄れて、ますます受け入れやすいメンツが並んでいる。もはや人種とかいう以前に、キャラデザがちがうんじゃないの~?ってものまで。

瞳の色は基本的な色が揃っている。特殊なのは真っ黒な瞳と真っ白な瞳。やや人外っぽさが出せる。化粧は顔と同じく数パターンから選ぶもの。どれも原始人がやる戦化粧という感じ。なので顔の印象がガラリと変わる。

今回は武器種14種類、そしてプレイヤーの動きや性能がガラリと変わる4種類のスタイルがある。14×4で56通りの戦い方ができるぞ!!……といいつつそこまで極端に戦い方が変わることもない。

まあ、この56通りは気分の問題だ。4種類のうち1つのスタイルだけを使いつづけるというロールプレイもできるのが大事。たとえ性能的に劣っていたり、他のスタイルとあまり違いがなかったとしても。



今のところ3DS版のみ発売配信中。続編の予定も今はなし。ただし外伝作品に〈モンスターハンターストーリーズ〉が開発中。そっちでもキャラクリエイトができるそうなので、ヒロイン探的には見逃せない。

というわけで、さようなら~

2016/09/05

【ヒロイン探122】ドルフィンブルー

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その122〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
ドルフィンブルー

[プレイできる環境]
アーケード

[どういう感じ?]
横スクロールアクションSTG
プレイアブルキャラ2人、うち1人がヒロイン



未プレイです。

舞台は大海原、義勇軍と帝国軍の戦いは、さながら現代の海賊戦。とびかく銃弾!巻き起こる爆発!そしてかわいいイルカ!明るく爽やかに撃ち合うのだ!!

ヒロインの名はアニー、マゼンタ色のボンバーツインテールに白い肌。青・赤・白のトリコロールなミニジャケットとミニスカート、おまけにエンフィールド風の銃を持って、スタイリッシュ女海賊という風情。

ドルフィンブルーは正確にいうと主人公が固定されている。1Pでは男性キャラになり、2Pでプレイするとアニーを使うことができる。性能は変わらないので遠慮なくアニーでやってしまおう。

地上では歩き、海原ではイルカにのって疾走し、海中では泳ぐ。シチュエーションの多さが面白い。またボイスがちょびっと用意されている、涼しげな声だけど勇ましさの宿った絶妙な感じ。

とにかく元気ハツラツな雰囲気のヒロインだ。ドラクエ4の女勇者が好きな人はイケるかも?キャラ設定はあるけど、ゲームに大きく影響することはない。自分好みに想像しやすいのとも良いところ。



このゲーム最大の決定は、今のところアーケード版しか存在しないこと。家庭用機、PCなどにはいっさい移植されていない。そのうえアーケードでもマイナーなゲームなので、稼働店を探すのも一苦労。

もしゲームセンターで見つけたら、やってみてください。やるまではいかずとも「マイナーゲーム見つけた、ラッキー☆」くらいに喜んでみてください。

というわけで、さようなら~

2016/09/03

【ヒロイン探121】ローナ

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その121〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
Lorna(ローナ)

[プレイできる環境]
Amiga、DOS、など

[どういう感じ?]
ドット絵、横スクロールアクション
主人公がヒロイン



未プレイです。

世界観はSFファンタジー、原始的で呪術的な雰囲気でありながら、銃やエアバイクなどの科学技術が登場する。いかにもアメリカンファンタジーといった趣。

ヒロインの名はローナ。ウェーブのかかった長い金髪、赤いビキニアーマー(というかほとんどビキニ)に青緑色のブーツ。ライフル銃を持つ。出ているところは出ていながら筋肉質な体つきのセクシーウーマン。

アニメーションは細かめで、尻を強調した動きが多い。
ボイスつき。ただし喘ぎ声みたいなボイスばっかり。

アクションはシンプルで、成長などのロールプレイ要素なし。ようするに、ムチムチのあからさまにセックスシンボルな女性を動かせるのが、ただひとつの魅力。



これ、かなり古いゲームです。しかも英語圏でのみ発売されたもの。そのうえ移植作品やリメイク作品もなし!!まともなプレイ環境はない。

検索するときは”Lorna game”みたいにしないと出てこないので注意。

まあ、こういうゲームもあったのさ、ということで。

2016/09/02

【ヒロイン探120】クリプトオブネクロダンサー

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その120〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
Crypt of the NecroDancer
(クリプトオブネクロダンサー)

[プレイできる環境]
PC、PS4,PSvita、iOS

[どういう感じ?]
リズムゲー要素のあるローグライク(不思議のダンジョン)
主人公がヒロイン



未プレイです。

舞台は薄暗い洞窟ダンジョン。しかし音楽はイキのいいビート!!
敵も味方も4つ打ちのリズムで踊って跳ねて殺し合う!!

ヒロインの名はケイデンス。ふっくらした金髪を青いバンダナでまとめ、黒い下着に赤のチュニックを着る。色気の一切ないやぼったい服装だが、だからこそ独自のカッコよさと美しさがある。

顔はアメコミチックだがさっぱりしていて受け入れやすい。ゲーム中では三頭身くらいのかわいらしい姿。基本的にアニメーションは少ない。ボイスあり、攻撃の際にサクッと叫んで子気味よい。

武器は短剣、長剣、弓、フレイルなど基本かつツボを押さえたものがそろっている。性能の違いはあるけど、どれかにこだわり続けてもゲーム的に支障なし。
ロールプレイがはかどる。

このゲームはロールプレイを楽しむより、独自のゲーム性を楽しむものだ。けどヒロインが中々見かけない渋い雰囲気をしている。それを目当てにするのもアリ。



PS4、PSvitaに加えて、PC版やiOS版が配信されているためプレイ環境は良好。

というわけで、さようなら~

2016/09/01

【ヒロイン探119】むちむちポーク!

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その119〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
むちむちポーク!

[プレイできる環境]
アーケード、XBOX360

[どういう感じ?]
2D縦スクロールSTG
プレイアブルキャラ3人ともヒロイン



世界観は現代、明るいヒーローモノ、戦闘美少女モノの雰囲気がある。
全体的にかなり悪ノリ。下品で露骨なエロさもある。人をえらぶ。

プレイアブルキャラ3人は高校生2+中学生1人。3人ともぽっちゃりと描かれており、露出の多いぴっちりスーツのおかげで余計にぽっちゃり感&こってり感が増している。見ているだけで胃もたれしそうなキャラデザ。

3人はそれぞれ豚の形をした戦闘機というか、エアバイクに乗って戦う。
ぽっちゃりキャラを豚に乗せるって相当に、こう、悪趣味だ。

ボイスあり。3人ともけっこうなキンキン声。しかしこのゲームはSTG、喋るシーンなんかないはずだろ?ところが敵に接近したり、敵弾がかすったりするたびにキンキン喋る。やかましい。

むちむちポークを言い表すなら〈エロゲーの雰囲気でSTGつくった〉だろうか。エロゲーの雰囲気に慣れている人なら、このバカげたゲームに取りつくことができるはず。がんばってみよう!!

とはいえ、エロゲーの雰囲気のSTGって貴重だと思う。エロゲーっぽいキャラを攻略するのではなく、自らグリングリン動かす楽しみ……どんな下品なキャラでも、やっぱり動かすと愛着が湧くもんだ。



今のところXBOX360にのみ移植されている。〈ピンクスゥイーツ〉というSTGとの抱き合わせで、お得かも?ちなみにこのピンクスゥイーツも相当にキレてるSTG。

というわけで、さようなら~

2016/08/31

【ヒロイン探118】ヴァルキリープロファイル2

〈ヒロインが動かせるゲームを探せ!その118〉
→ これはどういう企画なの?

[ゲームタイトル]
ヴァルキリープロファイル2 シルメリア

[プレイできる環境]
PS2

[どういう感じ?]
RPG+SLG
主人公がヒロイン



世界観はファンタジー、中世と北欧のまざったもの。
全体的に暗くシリアス寄り。

ヒロインの名はアリーシャ。さらりとしたブロンドの長髪。制服みたいな改造甲冑は、青・白・金を基調とした爽やかだが華のある色合い。顔は幼さがある。

ヒロインの体にはアリーシャと、戦乙女シルメリアというキャラ、二人の精神が宿っている。ゲーム中では二人の精神が烈しく入れ替わって会話を繰り広げる。

どっちの精神でも女性だし、画面にうつっているのも女性。ヒロイン探としては問題はない。ただ笑うべきなのか真面目に見るべきなのか分からない入れ替わり芸のおかげで没入感は薄め。

ゲームは横スクロールで展開する探索パート、3Dで移動と攻撃を行う戦闘パートにわかれている。どちらでもアリーシャを自由に動かせる。戦闘パートではけっこう喋ってくれる。ありがたいことです。

戦闘ではアリーシャ+3人、合計4人のパーティを組む。女の子だらけのハーレムパーティにしてもいいし、男ばかり集めてお姫様プレイも乙なもん。

ひとつ残念なのは、ゲームの終盤でアリーシャが離脱してしまうこと。いままで使っていたヒロインが離脱しちゃった!!俺は誰になりきればいいんだ!!

今作は女性キャラがたくさん仲間になる。
それを代役にできるのがかろうじて救いか。



前作は〈ヴァルキリープロファイル〉
主人公もシステムもガラリと違うので、ちょっと注意。

なお今作、今のところ移植されていない。
PS2版だけなので、プレイ環境はやや悪い。

というわけで、さようなら~